こんにちは!よく特急に乗りながらパソコン仕事しているサッシです。
新宿わかしお・新宿さざなみには乗ってみましたか??
テーブルも付いていて快適なのですが、土日祝だけの運行で本数も少ないなどの注意点もあるんですよ!
このページでは、以下の内容で「新宿わかしお・新宿さざなみ」について具体的にお伝えしますね。
新宿わかしお・新宿さざなみとは?(停車駅・編成や設備・料金・時刻表・所要時間)
はじめに、新宿わかしお・新宿さざなみとは何かをまとめますね。
以下の順番で紹介していきます!
停車駅(始発・終点)【路線図】
まずは、新宿わかしお・新宿さざなみとはどんな電車なのかを見てみましょう。
ずばり以下のイメージでokですよ。
▲新宿わかしお
▲新宿さざなみ
「特急わかしお」「特急さざなみ」は通常は東京駅を始発(終点)とする電車なのですが、それの土日祝だけの限定バージョンが「新宿わかしお」「新宿さざなみ」です。
その名前の通り、下り(千葉方面)へは東京の「新宿駅」を始発として走る特別急行となっています。
路線で言うと中央本線・総武本線と外房線(わかしお)・内房線(さざなみ)を経由しますよ。
それぞれ停車駅は以下のようになっています。
- 新宿
- 秋葉原
- 錦糸町
- 船橋
- 津田沼
- 千葉
- 蘇我
- 大網
- 茂原
- 上総一ノ宮
- 大原
- 御宿
- 勝浦
- 上総興津
- 安房小湊
- 安房鴨川
※安房鴨川駅より先の太海駅が終点のときもあり
- 新宿
- 秋葉原
- 錦糸町
- 船橋
- 津田沼
- 千葉
- 蘇我
- 五井
- 木更津
- 君津
- 浜金谷
- 保田
- 岩井
- 富浦
- 館山
都内から乗るときは「新宿わかしお」も「新宿さざなみ」も新宿から蘇我まで停車駅はまったく同じです。
でも蘇我から先は新宿わかしおは千葉県の房総半島の東側(右サイド)、新宿さざなみは西側(左サイド)に分かれますよ。
どちらも海沿いを走るので、車窓から水平線を眺めながら旅できるのが素敵なポイントです!
車両は何両編成?トイレや車内販売はあるの?
お次は車両・設備について見てみましょう。
新宿わかしお号・新宿さざなみ号、それぞれ以下の車両編成になっていますよ。
- 指定席:16列
- 指定席:16列
- 指定席:17列
- グリーン車:11列
- 指定席:16列
- 自由席:16列
- 自由席:16列
- 自由席:17列
- 自由席:13列
【新宿さざなみ:5両編成】
- 指定席:16列
- 指定席:14列
- 指定席:16列
- 自由席:18列
- 自由席:13列
※どちらも全車両・全席禁煙
▲新宿わかしお・グリーン車
▲新宿さざなみ・指定席
ええ、全車両を回って何列あるか数えましたよ(笑)
新宿わかしおは「1から5が指定、6から9が自由、グリーンは4」で、新宿さざなみは「1から3が指定、4から5が自由、グリーンなし」と覚えてもらえればokです。
残念ながら車内販売(売店・自動販売機を含めて)はいっさいありません。お弁当・おやつやドリンクは買ってから乗り込みましょう。
トイレはたくさんありです。車両の前か後ろにだいたいありますよ。
そして、新宿わかしお・新宿さざなみのどちらも全車両・全席禁煙です!実際に車内に入ってもタバコの残り香もいっさい感じませんでしたよ。(僕はタバコきらい派)
もし違う点があったら・・・どうぞ教えてやってください。
車内で無料wifi・電源コンセントは使える?
わりと長時間乗る特急や新幹線といえば、以下のことも気になりますよね?
充電できるコンセントもあると助かるんだけど・・・
はい。まさに僕のことです(笑)
無料wifi・電源コンセントについては答えは・・・「No」!
新宿わかしお・新宿さざなみのどちらにもWiFi・電源コンセントは付いていないです!!
う〜ん、残念ですが仕方ないですね。最前列の壁に「業務用コンセント」はありますが、勝手に使っちゃダメですよ。(車掌さんに確認しました)
僕は移動中も仕事したいのでじぶんのポケットWiFiにつないでいますよ。
料金について(特急券・指定席)
続いては料金についてです。
よくある例として「新宿から安房鴨川・館山」まで「自由席」で乗った場合の料金を紹介しておきますね。
- 乗車券・・・2,310円
- 特急券・自由席(未指定券)・・・1,360円
合計:3,670円
【新宿さざなみ(新宿〜館山)】
- 乗車券・・・2,310円
- 特急券・自由席(未指定券)・・・1,360円
合計:3,670円
あら!?なんと、どちらもまったく同じ!
なんか・・・すごい偶然でドキドキしちゃいますね(笑)
▲土曜の午前に錦糸町から乗った新宿さざなみの車内
もし自由席(1,360円)じゃなくて指定席(1,890円)の場合は530円プラスしてくださいね。
(閑散期は330円、繁忙期は730円に変わります)
指定席やグリーン車を買うならJR東日本の公式サービスえきねっとならスマホで席の検索・指定もできて便利ですよ。
新宿わかしお・新宿さざなみのきっぷの買い方については後の章で詳しく紹介しますね。
土日だけなの!?新宿駅からの時刻表・所要時間
あとは新宿駅からの時刻表・所要時間も紹介しておきますね。
新宿わかしお・新宿さざなみの時刻表については、まずめちゃくちゃ大事なのは以下の点です。
平日は走っていない。
そうなんです。平日は無しで土日・祝日だけ走っている電車なんですよ!
しかも、本数は以下の通りかなり少ないです。
- 新宿(7:18)➝安房鴨川(9:38)
【新宿さざなみ】
- 新宿(7:50・さざなみ1号)➝館山(10:07)
- 新宿(9:08・さざなみ3号)➝館山(11:19)
- 安房鴨川(16:15)➝新宿(18:29)
【新宿さざなみ】
- 館山(15:05・さざなみ2号)➝新宿(10:07)
- 館山(16:00・さざなみ4号)➝新宿(11:19)
▲新宿駅ホームの電光掲示板
はい。新宿わかしおは1日1本、新宿さざなみは1日2本ですね。
基本的に「休みの日に都内から房総半島におでかけ」を目的として走っている電車というわけです。
大切なのでしつこいくらい繰り返しますが、土日と祝日しか走っていませんよ。平日に新宿駅に行っても乗れないので気をつけてくださいね!
きっぷの買い方まとめ。特急券を買えばいいの?予約なしでもok?
新宿わかしお・新宿さざなみとは何かがわかったところで、お次はきっぷを買ってみましょう。
以下の順番で「きっぷの買い方」を紹介していきますね。
ぜったいに必要なのは「乗車券」と「特急券」
まず、必要なものをまとめますね。
新宿わかしお・新宿さざなみに乗るためには以下の2種類のチケットを買ってください。
- 乗車券(きっぷ・普通乗車券)
- 特急券(自由席・指定席・グリーン車)
▲「えきねっと」の予約画面
乗車券(普通乗車券)はSuicaでも大丈夫ですよ。いつも電車に乗るときのいわゆる「きっぷ」のことです。
それに加えて「特急券」を買いましょう。
特急券は「自由席(座席未指定券)」「指定席券」「グリーン車」の3つから選んでくださいね。
どこで買えるの?予約なしで当日でも大丈夫?
続いて買える場所を見てみましょう。
特急券は以下の3パターンのどれかで購入できますよ。
- 駅の券売機
- 駅の窓口
- インターネット(えきねっと)
駅で買うときは券売機か窓口を探しましょう。
券売機は対応しているもの・対応していないものがあるので注意です。「指定席券売機」と書いてある機械を選んでくださいね。
新宿駅の構内の場合、新宿わかしお・新宿さざなみが出発するホーム(7・8番線)には券売機はありません。
出発ホーム(7・8番線)ではなくて「9・10番線ホーム」か「南口コンコース」にのみ指定席券売機があるので覚えておいてくださいね。
▲9・10番線ホームの指定席券売機
駅員さんと話して買いたいときはJR東日本の駅にある「みどりの窓口」に行きましょう。
僕は個人的にはスマホでインターネット予約「えきねっと」で予約するやり方がイチオシです。
▲えきねっとの予約画面
▲券売機でチケットを受け取り
新宿わかしお・新宿さざなみの特急券は当日でも買えますが、指定席・グリーン車は満席になり次第もう買えません。(自由席は買えます)
窓口か券売機でチケットを受け取る必要はあるのがちょっと不便ではあるのですが、事前にスマホでいつでも・どこでも席を指定して予約しておけるので「えきねっと」はおすすめですよ!
何分前に並べば座れる?乗り場はどこ?新宿駅からの乗り方・自由席の混雑具合
チケットを買ったら、いよいよ実際に乗ってみましょう。
以下の順番で新宿駅からの乗り方・自由席の混雑具合を紹介していきますね。
新宿駅で新宿わかしお・新宿さざなみが発車するホーム
まずは出発ホームです。
新宿駅から新宿わかしお・新宿さざなみに乗るときは以下のホームをめざしてください。
案内板には「中央線(快速)御茶ノ水・東京方面」としか書いてありませんが、大丈夫。
いつも新宿わかしお・新宿さざなみは7・8番線の「中央線(快速)御茶ノ水・東京方面」ホームから出発しますよ。
何分前に並べばいい?混雑はどれくらい?
指定席ならイイですが、自由席のときは以下のことが気になりますよね?
はい。ズバリ目安は「15分前」です。
駅・電車の状況によってズレはありますが、新宿わかしおも新宿さざなみもだいたい15分前から車内に入れるんですよ。(新宿駅は始発です)
駅員さんに聞いてみましたし、実際に僕が乗ってみたときもたしかに15分前くらいにドアが開いて入れました。
▲新宿わかしお車内
どれくらい混雑するかは・・・季節によりけりなのでなんとも言えないですね。連休・夏休みシーズンなどはもちろん満席の可能性もありです。
ただ、僕が6月に乗ってみたときは新宿わかしお・新宿さざなみのどちらも乗車率は7〜8割という感じでした。
出発直前まで全車両を回ってみましたが、どの自由席も空席がありましたよ。2人がけもいくつも空いていました。
1つのデータとして参考までにお伝えしておきますね。
新宿わかしお・新宿さざなみの2つの注意点
買い方・乗り方がわかったところで、注意点にも触れておきますね。
新宿わかしお・新宿さざなみを利用するときは以下の2つに特に注意してください。
- 土日祝だけの運行で、本数もかなり少ない
- 東京駅は通りません!(停車駅も微妙に違う)
本記事の中で何度も繰り返しましたが、新宿わかしお・新宿さざなみは「土日祝だけの運行」です。
平日は走っていないし本数もかなり少ない(1日に1本か2本)ので、覚えておいてくださいね。
あと、新宿わかしお・新宿さざなみの出発駅・停車駅にも注意です。
新宿わかしお・新宿さざなみは東京駅が始発(終点)である通常の「特急わかしお」「特急さざなみ」の特別バージョンなのですが、なんと東京駅には停車しないルートで走ります。
東京駅以外にも、止まる駅が微妙に違うんですよ。
土日祝だけの新宿わかしお・新宿さざなみには東京駅から乗ることはできないので気をつけてくださいね!
まとめ
さいごに、今回の「新宿わかしお・新宿さざなみ」のポイントをまとめて並べておきますね。
- 新宿と安房鴨川・館山を結ぶ特急の電車
- 運行は土日祝だけ
- 新宿わかしおは1日1本、新宿さざなみは1日2本
- 東京駅には止まらない
「新宿わかしお」と通常の「特急わかしお」の千葉方面での停車駅はあまり変わりませんが、「新宿さざなみ」」は通常の「特急さざなみ」よりも房総半島の先まで行けるのが僕は気にっています。
桜・紅葉の時期や海水浴のシーズンなど、房総半島に遊びに行くときはお弁当・おやつをお供に「海沿いを走る列車の旅」が楽しめますよ!
土日・祝日だけの限定的な電車。