こんにちは!ノマドワーカーのサッシです。
待ち合わせや乗り換えの待ち時間が中途半端なとき、駅の構内でちょっと集中してパソコン広げられたらうれしくありませんか??
僕はものすごくうれしいです(笑)
スキマ時間を利用して快適に仕事するのにピッタリな「ステーションブース(STATION BOOTH)」を東京駅・新宿駅・立川駅・高輪ゲートウェイ駅で使ってみました。
(あと、試験期間に品川駅でも)
Suica(カード・モバイル)さえあれば利用可能・空室なら予約なしでもokなので便利ですよ!
このページでは、以下の内容で「JR駅構内のステーションブース」について詳しく紹介しますね。
ステーションブースとは?【JR東日本:STATION BOOTH】
まず、ステーションブースとは何かをわかりやすく紹介しますね。
以下の順番でお伝えしていきます。
ステーションブースとは何か
ステーションブースとは何なのでしょうか?
ひとことで言えば「駅ナカにある個室コワーキングスペース」です。
JRの駅構内にある個室を時間予約制でレンタルして、1人で静かにパソコン作業などができます。
中の様子は以下の画像をご覧ください。
▲東京駅のブース
▲こちらは試験期間の品川駅のブース(立川駅もこのタイプ)
大きな画面にパソコンをつないで、ビデオ通話なども可能な仕様です。
(ただ、僕が入ったときはMacbookの「USB type-c」端子には未対応でした…)
「ネットカフェの個室ブース利用を駅の中でできる」みたいなイメージですね。
契約の種類は以下の2種類があります。
- パーソナル(personal)・・・個人利用向け
- ビジネス(business)・・・法人利用向け
パーソナルとビジネスは利用者の対象が違うだけで、ブースの中身は同じですよ。
ええ、僕は試験期間に案内のお姉さんにわざわざ両方とも中を見せてもらいましたので(笑)
試験期間はパーソナルとビジネスは別室でしたが、2019年8月からは「一体型」が主流になったようです。(=パーソナルとビジネスの区別なし)
他に駅ナカのコワーキングスペース「STATION DESK」と駅ナカのレンタルオフィス「STATION OFFICE」がありますよ。(どちらも法人向け)
利用できる時間は?
利用できる時間はどうでしょうか?
まず基本単位は「1コマ15分」です。
▲15分予約した画面
それを2つ組み合わせることで「2コマ30分」の利用も可能になります。(連続して30分利用できるかは予約の状況次第)
以上が1回分の予約としてカウントされます。
そして、1日に2回まで利用できるので、最大で「2回で60分(2コマ30分×2)」レンタルができますよ。
1人だけ?2人でもok?
個室ブースとなると、やはり以下の点が気になりますよね?
答えは「タイプによる」です。
ステーションブースは「1人用」と「2人用」の2種類がラインナップされてます。
▲2人用ブース
2019年8月に正式にサービスが始まった時点では、立川駅のみ2人用がありますよ。
まだ1人用が主流ですが、これから2人用も増えていくかもしれませんね。
さらに調べてみますね!
食べ物・飲み物は?禁煙・喫煙は?
ブース内での飲食やタバコも気になるところですよね。
まず、飲食に関しては飲み物はok。(お酒はダメ)
食べ物は「禁止」です。でも、「立川駅のみok」となっていますよ。(立川駅ではタリーズコーヒーの中にあります)
そして、ステーションブース内では・・・もちろん完全禁煙ですっ!
いやっほーい!タバコの臭いが苦手な僕にはうれしいかぎりです。
一時退室・再入場はok?
続いては「一時退室・再入場」についてです。
ブース内で作業していて、どうしてもトイレに行きたくなる場合はありますよね。
安心してください。
ステーションブースは時間内に何度でも退場・再入場はokです!
入り口のカギはオートロックで勝手に閉まるのですが、ふつうに開けて出ていけば大丈夫。
またブース内に戻るときは、「入室したときに使ったもの」がカギになっています。
つまり、「交通系ICカード」か「QRコード」ですね。例えばSuicaで入ったならSuicaをかざして再入室すればokです。
公式サイトに交通系ICカードを登録しているならば、交通系ICカード・QRコードのどちらもカギとして利用できますよ。
ブースへの入り方は後で詳しく紹介しますね。
wifiは?電源は?
パソコン作業・ちょっとした勉強の利用を想定したシェアオフィスなので、もちろんwifiや電源は完備です。
▲wifi名・パスワードは書いてあります
USBが差せるところもありますよ。
スマホやPCの充電が切れそうなときにもありがたい存在ですね!
STATION BOOTHの会員登録・予約方法
では、会員登録・予約方法を見てみましょう。
ステーションブースは「予約・クレカ利用は会員登録が必要」となっていますよ。(当日利用は会員登録は不要です。次の章で紹介しますね!)
以下の順番で紹介していきます。
会員登録の手順
では、会員登録をやってみましょう。
まずは「ステーションワーク(STATION WORK)」の公式サイトへ行き、「会員登録」をタップしてください。
利用規約に同意し、メールアドレスを入力して「次へ」をタップします。
すぐにステーションワークからメールが送信されるので、メールを確認してください。
受信したメールの中のURLをタップして、パスワードや氏名や電話番号などを設定・入力していけば本会員登録が完了です。
ステーションブースの利用料金を支払うための「クレジットカード」も必ず登録しましょう。
交通系ICカードは登録しなくても大丈夫ですが、クレジットカードはぜったいに設定しますよ!
予約方法
会員登録ができたら、予約してみましょう。
まず、公式サイトからログインしてください。ログインしたら「予約する」をタップして予約画面に入っていきますよ。
▲左:ログイン前、右:ログイン後
ログインしないと、QRコードも予約ボタンも表示されません!
予約画面に入ったら、ページの下のほうにある「空き状況」を参考にじぶんの希望を入力・選択していきます。
以下の情報を入れていきますよ。
- ブースの場所
- 日付
- スタート時間
- 利用時間
- ブースのタイプ(1人用・2人用)
こちらの入力した情報をもとにページの下の方に「検索結果」が出てきます。
希望の検索結果が出たら、それをタップしましょう。
さぁ、いよいよフィニッシュです。
予約確認が表示されますので、内容に間違いがなければ「ok」をタップしましょう。「ok」をタップすると予約となりますよ!
はい。これで予約は完了です。
お疲れ様でした〜。
予約内容は公式サイトを開けばいつでも確認できますよ。
利用開始の時間までは予約をキャンセルできますよ!
ステーションブースに入る方法(予約/当日利用)
予約の方法に続いては「入室方法」です。
予約なしの当日利用と併せて、以下の順番で紹介していきますね。
入室方法:予約あり
まずは「予約あり」のときの入室方法です。
利用当日はスマホ(もしくは、登録済み交通系ICカード)を持って目的の駅のステーションブースに向かいましょう。(ステーションワークの公式サイトにログインしておいてくださいね)
いよいよ予約した時間になったら、自分が予約した番号のブースのところにある画面を見てみてください。
「QRコード」か「交通系IC」が選べるので、じぶんが可能な方法をタッチしましょう。
QRコードならば、ステーションワークの公式サイトにログインすると表示されるQRコードをスキャナーに読み込ませます。
交通系ICカードを登録済みならば、画面で「交通系ICカード」を選択してそれをかざせば大丈夫ですよ。
▲左:QRコード、右:交通系ICカード
はい、これだけでok。入り口のロックが解除されたので、中に入れますよ。
この記事内の「ステーションブースとは何か?」の章でもすでに紹介しましたが、予約時間内は一時退室&再入場okです。
もしブースを出るときはカギとなっているスマホ・交通系ICカードを忘れないように気をつけてくださいね。
入室方法:予約なし・当日利用【一般の方】
お待たせしました。続いては「予約なし・当日利用」の場合です。
ふらっとステーションブースに行ってみて、もし「次の予約までに20分以上空いている」状態であれば当日利用で入れますよ。
▲空いているブースには「空」マークが光ってます
まず、画面で「一般の方」をタップしましょう。
あとは利用したい時間を決めて交通系ICカード(=Suica)で支払いするだけでokです。
SuicaはSuicaカードでもモバイルSuicaでも大丈夫ですよ。
「予約なし・当日利用」ならば、会員登録していない状態でも大丈夫です!(もちろん会員も当日利用できます)
値段は?ステーションブースのレンタル料金・利用料について
では、気になる「レンタル料金(利用料)」です。
ステーションブースのお値段は以下のようになっていますよ。
- 1人用・・・15分で250円(税抜)
- 2人用・・・15分で300円(税抜)
※キャンペーン期間はそれぞれ15分で150円/200円(税抜)
▲1人用:キャンペーン料金
30分でも1時間でも割引はありません。
支払い方法は「クレジットカード(会員・予約の場合)」か「交通系ICカード(予約なし・当日利用の場合)」となっています。
しばらくはオープン記念で100円割引で利用できますよ!
ステーションブースはどこにあるの?(東京駅・新宿駅・池袋駅・立川駅)
ステーションブースが設置されている場所も紹介しておきますね。
2019年8月にサービス開始して、当初は以下のJR駅構内で利用できました。
- 東京駅
- 新宿駅
- 立川駅
- 池袋駅
- 高輪ゲートウェイ駅(スタバ内)
- 品川駅
- 有楽町駅
- 川口駅
- 仙台駅
池袋駅はスタート当初は延期になっていましたが、ぶじに始まりました。
ちなみに僕は東京・新宿・立川・高輪ゲートウェイ・品川を利用してみましたよ!
▲左下から時計回りに東京駅・新宿駅・立川駅
東京駅構にワーキングスペースがあるって新鮮ですよね〜。
山手線新駅の高輪ゲートウェイ駅も加わり、まだまだ設置場所は増えていくようですよ!
最近はすっかり東京以外の駅でも見かけるようになりました。
ステーションワークを使ってみてわかった5つの注意点
注意点にも触れておきますね。
実際に何度も利用してみて、僕は以下の5つの注意点を感じましたよ。
- スマホ・カードを忘れると入室・再入室できない
- 忘れ物にくれぐれも注意
- 立川のブースは駅の外!
- 予約に間に合わないかも(特に東京駅)
- 当日利用は「次の予約まで20分以上の空き」が必要
それぞれもう少し説明しますね。
まず、ステーションブースではスマホ(QRコード)・交通系ICカードが入室のカギになります。
もしもカギを持っていないと入室・再入室できませんよ!
もちろん利用時間が終わると「カギ」は失効するので、もう入れません。
つまり・・・「あ、忘れ物した!」と気づいてもブースは開けられないんです!
次の利用者さんが出てくるのを待つか、JRに連絡するしかないですね(涙)
そして立川駅のブースの位置も注意です。なんと立川駅のブースは「改札の外」にあります。(駅ビル「エキュート」の3階の奥)
「駅ナカ」って名前なのに・・・。
立川駅の他は駅の改札内なので乗り換えのときに利用できますが、やはり位置が見つけにくいので注意してください。
▲東京駅のブースは横須賀線ホームへ行く途中
特に東京駅のブースは地下4Fにあるため、山手線などから向かうときは10分くらいかかります。予約時間に遅れないように気をつけてくださいね、ほんとうに!
あとは「当日利用」ですね。
たとえブースが「空」となっていても、次の予約までに20分以上の空き時間がないと当日利用できません。僕は「は!?誰も使ってないのになんでだよぉ〜!?」って逆ギレしましたよ(笑)
まとめ
さいごに、今回ご紹介した「ステーションブース(STATION BOOTH)」のポイントをまとめて並べておきますね。
- ステーションブースとは「JRの駅ナカの個室コワーキングスペース」(wifi・電源あり)
- レンタル可能時間は、基本単位が「1コマ15分」、最大で「1日60分」
- 1人か2人用・禁煙・ドリンクok・再入場可
- 予約利用するためには会員登録し、スマホで予約
- 入室は「スマホでQRコード提示」か「交通系ICカード」
- 料金は15分で250円(1人用。キャンペーン期間中は150円)
- 場所は東京・新宿・立川・池袋・高輪ゲートウェイ・品川・川口・仙台など
ステーションブースの支払いにはクレジットカードが必要なので、登録するならJR東日本が公式に発行しているビューカードがやはり相性ぴったりです。
ビューカード&モバイルSuicaで3.5%還元で電車に乗ったりお買い物できるやり方も別ページで紹介しているので、ぜひ読んでみてくださいね!