こんにちは!iPhoneでもAndroidでも毎日ペイペイしているサッシです。
100億円あげちゃうなどの大型キャンペーンは魅力的ですが、「クレジットカード不正利用!」などのニュースを見かけるとちょっと「ペイペイって大丈夫かな?」と思ってしまいますよね。
でも、先にお伝えしておくとペイペイから個人情報がもれたことはまだ1度もありませんよ。
このページでは、個人情報流出のリスク・不正利用トラブルの真相から3つのセキュリティ対策まで以下の内容で「PayPayの安全性・危険性」をわかりやすく紹介します!!
ペイペイは危ないの?クレジットカードの登録しても大丈夫?
はたしてペイペイ(PayPay)は危ないのかどうか?
さっそくその点をハッキリさせますね。
まず知っておいてほしいのは「ペイペイ自体で特に危ないことは起こっていない」ということです。
ラインペイやオリガミペイなどの他のスマホ決済アプリと比べて、安全性・危険性は変わりません。
この次の章で詳しく紹介しますが、ペイペイから個人情報が流出したことは無いです。
だから「ペイペイは個人情報の流出があったから銀行口座やクレジットカードの登録は危険」ということはありません。
その点を気にしていたなら、安心してPayPayを始めて大丈夫ですよ。
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ペイペイの危険性って?個人情報流出のリスク・不正利用トラブルについて
クレジットカード不正利用の件の真相
ペイペイ(PayPay)の知名度が一気に上がった「100億円あげちゃうキャンペーン 第1弾」を覚えていますか?
「全額還元のチャンス!」ということで日本中を熱狂させた2018年の12月に「個人情報流出!ペイペイでクレジットカードの不正利用の被害が続出!」のような感じのニュースも出回りました。
あれで以下のような印象を受けませんでしたか?
ペイペイって危ないの!?
「ペイペイ=危険」というイメージを持ったかもしれませんが、落ち着いてください。
繰り返しますがペイペイからは個人情報は流出していないです。
どういうことかと言うと、正確には以下のことが起こったんですよ。
そう。そうなんです。
「100億円あげちゃうキャンペーン 第1弾」より前にすでに情報漏洩してしまっていたクレジットカードがたまたまペイペイ支払いに利用されたというだけなんですよ。
ペイペイに登録していない人のクレジットカードも被害にあっているので、「クレカの不正利用」と「ペイペイ登録」はまったく関係ないんです。
だから「ペイペイに登録するとクレジットカードの情報が漏れる」ということではありません。その点は安心してくださいね。
ペイペイのセキュリティ設定が甘かった点
ただ、ペイペイにも少し甘い点はあったと言えます。
個人情報の流出はしていませんがペイペイには「クレジットカード裏面のセキュリティコードの入力を何回間違えてもエラーにならない」という弱点がありました。
その弱点を突いて、悪意のある人たちが「クレジットマスター」や「総当たり攻撃(ブルートフォースアタック)」などのやり方で不正にペイペイで他人のクレジットカードを利用したということです。
それらの不正な方法は、恐ろしいことに「インターネットでそのカード情報を入力したことがあるか・ないかは関係ない」手段なんですよ。
だから、もしペイペイで不正利用されたなら、それは「カード番号・有効期限とセキュリティコードが一致した=バレた」ということを意味するので、すぐにカード利用を停止しましょう。(ペイペイ以外のサービスにも使われる危険性があるので)
不正利用されたならば、カード会社に連絡すれば基本的にはすぐに利用停止・被害額を補償してくれますよ。
PayPayシステムの不具合で「多重決済」トラブルが発生した件
クレジットカード不正利用の他には「多重決済」トラブルが発生したことがありました。
「100億円あげちゃうキャンペーン 第1弾」が始まった2018年の12月4日のことです。
あまりにペイペイ利用が集中したためにシステム障害が起こり、1回の利用で複数回の決済がされてしまうトラブルが発生しました。
▲PayPay公式サイトより
う〜ん、この不具合は・・・まぁ仕方ないですよね(笑)
ペイペイはすぐに謝罪文を出し、加盟店と協力して多重決済の取り消し手続きを進める発表をして対応しましたよ。
クレジットカードの本人認証はセキュリティ向上につながるの?【3Dセキュア】
続いては「クレジットカードの本人認証」についてです。
ペイペイの「お支払い方法の管理」画面を開くと「本人認証のある・無し」が表示されていることに気が付きましたか?
これについては、結論から言えば「セキュリティ効果あり」です。
2019年より、クレジットカードの本人認証が取れている・取れていないによって「ペイペイの利用限度額」が変わるようになりました。
違いを比較してみると以下のようになりますよ。
- 本人認証なし・・・5,000円(過去24時間・30日含め)
- 本人認証あり・・・過去24時間は20,000円、過去30日間では50,000円
ペイペイを利用できる・できないではなくて利用限度額が上下するだけですが、もし不正利用されたときの被害を最小限に抑えられますね。
(クレカを盗まれてペイペイに新規登録されても、本人認証が取れなければ月額5,000円しか使えないということ)
他には、カードがYahoo! JAPANカードの場合は本人認証が取れていないと「(Yahoo!JAPANカードからの)チャージ不可」となっていますよ。これはセキュリティ度高くてイイですね!
本人認証に関しては、そもそも本人認証のシステムに対応していないクレジットカードもあるので注意してください。
例えばバーチャルVISAプリペイドカード「Kyash」は本人認証に対応していませんよ。
クレジットカードを利用する・しないに関わらず、根本的にペイペイ利用に対するセキュリティを上げたいなら、できる対策は2つあります。
次の章で紹介しますね。
ペイペイ利用のセキュリティを強化する2つの設定・対策
では、根本的にペイペイ利用のセキュリティを強化する設定・対策です。
クレジットカードや銀行口座を登録しても・していなくても、以下の2つが有効ですよ。
- PayPayアプリの認証ロック
- スマホの認証ロック
PayPayアプリ自体の認証ロックは、アプリを開いたら「アカウント > セキュリティ設定」と進んで「端末の認証を有効にする」をオンにすればokです。
あとはスマホの認証ロックですね。僕はiPhoneで「パスワード認証」も「指紋認証」もバッチリ入れています。
スマホを紛失・盗難されてもPayPayを使えないように二重・三重にロックをかけて端末のセキュリティ強化をしておくことが大切ですよ!
まとめ:じぶんでセキュリティ意識を持って使えばok!
ちなみに、青いバッジの人でも3万円以上の支払いのときはペイペイの不正利用の対策として身分証の提示を求められるようになっています。高額の被害にあう可能性は以前より小さくなっていますよ。
さいごに「ペイペイの不正利用へのセキュリティを高める対策」をまとめて並べておきますね。
- スマホとPayPayアプリにロックをかける
- クレジットカードの本人認証をする
- クレジットカードの利用明細はこまめにチェックする
銀行口座やクレジットカード登録のリスクがゼロとは保証できませんが、PayPay自体が特に危険な決済サービスということはありません。
そこは安心してくださいね!