こんにちは!「情報発信カメラマン」のサッシ(@3104nkmr)です。
写真の構図の基本、ちゃんと押さえてる自信ありますか?
意外と我流でカメラを構え続けていて、「実はテキトーなんだよね・・・」とドキッとする人も多いんじゃないでしょうか!
今回は、カメラ初心者向けに、写真の構図の基本の「き」を丁寧にまとめる保存版の記事です。
一眼レフを使い始めた人から、スマホでちょっと上手く撮りたい人まで。ぜひ参考にしてみてくださいね。
写真(カメラ)の構図とは?
まず、写真(カメラ)における「構図」とは何かをザッと紹介します。
写真における「構図」
写真・カメラ界において、当たり前のように耳にする「構図」という言葉。
その意味は何なのでしょうか?
いろいろ捉え方はありますが、めちゃくちゃ大雑把に言えば「テンプレート」と思ってもらえればokです。
つまり、「構図」とは、
という便利なものだと思っておくのが、写真・カメラ初心者さんにはおすすめですよ。
構えるアングルがどーこーとか、レンズの画角がどーこーとか。そういう細かい堅苦しいことは、とりあえず忘れて!
写真がイイ感じになる愉快なテンプレを手に入れるつもりで、楽しく色々な構図に触れてみましょう。
構図の超基本!まずは知っておきたい構図3選
ではでは。
ここからは、実際の写真の構図を見ていきましょう。
カメラ初心者さんが絶対にまず知っておきたい「超基本の構図3選」を紹介します!
1. 日の丸構図
まず1つ目は、「日の丸構図」です。
撮りたい主役をど真ん中に配置するという、とってもシンプルな構図。
発想としては「日の丸弁当」と同じですね。
写真の中の主役が何なのかが一目瞭然なので、「インパクトどーん!」みたいな感じでいきたい時に使います。
ラーメン屋のメニュー写真とかは、だいたいこの構図ですよね。
ただ、シンプルな反面、「ありきたり」「つまらない」とボロカスに言われる可能性が高い悲しい構図でもあります・・・。
でも、ピントを工夫してボカすといい感じになったりしますので!
写真の「逆光」や「半逆光」などの光の当て方を意識するだけでもだいぶ変化が出ますから、ちょっと気をつけてみるとイイですよ。
2. 三分割構図
続いて2つ目は、「三分割構図」です。
縦線と横線で、写真を縦にも横にも均等に三分割します。
ちょうど、ハッシュタグ「#」とか、井戸の「井」みたいな線が引けますね。
安定感があり、気持ち良い空間の広がりが得られます。
空とか海とか撮る時にピッタリですね。 風景を撮るときは、角度によっては太陽光で写真に「ゴースト」が発生しやすいので、気をつけてくださいね・
そして、注目してほしいのが、縦線と横線が交わる点。
縦線と横線が交わる点が4つ生まれますよね?(下の写真を参照↓)
その交差点のところに撮りたい主役を配置すると全体的な見栄えがグッと良くなるんです!
これ、カメラ初心者がまず知っておきたいポイントです!!
写真を撮り始めたら、まずこの「三分割構図」を試してみるとイイですよ。
三分割した画面の比率は、「1:2」でも「1:1:1」でもok。
本当に多くのデザインの基本となっている構図で、例えばイタリアとかフランスの国旗は「1:1:1」になっていますね。
とにかく安定感を生み出してくれる構図なので、ぜひ使いこなしてみましょう!
3. 対角(線)構図
最後に、3つ目は「対角(線)構図」です。
名前の通り、写真全体を対角線を引くように斜めにズバッと分ける構図ですね。
水平・垂直の線では出せない動きが出るのがポイント。 奥行きがグッと表現されつつ、安定感もある構図です。 川沿いの斜面などの風景にもピッタリですよ。
さいごに:大事なのは「選べるパターンが増えて、もっと楽しくなること」
ちなみに、画面に引く線はあくまで「イメージ」です。
定規で測ったみたいにピッタリと線や点に合わせなくてイイですからね!几帳面な性格の人、ぜひ気楽に構えていきましょう。
もちろん、それぞれの構図に優劣も無いです。
よく「日の丸はダサい」とか言われるけど、実は日の丸構図が一番ハマるケースだってありますからね。
まだまだ、この記事に以下の構図たちも追加していきます。ぜひまた読んでやってください。
- 二分割構図
- シンメトリー構図
- 三角構図
- 放射(線)構図
- 額縁構図
- S字(C字)構図
大事なのは「選べるパターンが増えて、もっと楽しくなること」なので、いろいろな構図を試して楽しんでみましょう!