こんにちは!毎日50枚くらい画像加工しているサッシ(@3104nkmr)です。
スマホで写真・動画を撮ったときに「青く光る点」が現れて困ったことありませんか??

え、何!? 何なのこの光の球は!?
このページでは、以下の内容でカメラに映る「青い光 (緑の点) 」の正体と対策を紹介しますね。
特に「スマホで撮ってる!」「カメラは初心者」という人におすすめな記事です♪
カメラ・写真に反射して映る青い光の正体(水色の玉だったり緑色の点だったり)
はじめに、青い光が何なのかをハッキリさせますね。
以下の順番で紹介していきます。
青い光の正体は「ゴースト」
まず、さっそく「青い光」の正体を紹介します。
写真や動画に以下のようなものが写ったりしてますよね?
(画像をご覧ください↓)
▲写真に光の映り込み
これは・・・ずばり「ゴースト」です!
「え、ゴースト!? 怪奇現象!?」とか思うかもしれませんが、いえいえ。
ただの、カメラ・レンズの構造上の性質によって発生する現象です。
不思議な光がぼうっと浮かび上がるので、「ゴースト」とか「レンズゴースト」とか呼ばれています。
色は青だけじゃなく、緑や赤の場合もあるんですよ。動画で動くこともあります。
原因:ゴーストは太陽光の反射のせい!?
いったい、「ゴースト」はどうやって起こるのでしょうか?

簡単に言えば、発生の原因は「レンズ内での光源の像の反射」です。
太陽などの強い光源が、レンズ内で点対称な位置に映り込む現象だと言われています。・・・って言っても、ちょっと難しいですね(笑)
とにかく、これはレンズの性質上どんなレンズでも起こる可能性があるものなんですよ。
ただ、発生しやすい条件・発生しにくい条件があり、例えば以下のようになります。
- 光源が画面の真ん中より端っこだと発生しやすい
- 望遠レンズより、広角レンズの方が発生しやすい
なるほどー。
だから、一眼レフカメラで使う長〜い望遠レンズだと「ゴースト」は出にくいんですね!
逆に、スマホのカメラは・・・めちゃ広角レンズ!
そう、スマホのカメラだと「ゴースト」は出やすいということになります。
試しにiPhoneなどのスマホで太陽を撮影すると、かなりの確率でゴースト(緑の丸)が現れますよ!
(太陽を見つめちゃダメですよ!!!)
条件によっては花火の写真・動画でも映り込むことがあります。
写真に映る青い光の点=ゴーストを抑える対策【iphone/一眼レフ:緑の玉】
ゴーストの正体がわかったので、お次は発生させないための対策を見てみましょう。
以下の順番でお届けしていきますね!
一眼レフの場合
まず、カメラが「一眼レフ」の場合です。
写真に出てしまう緑の玉(丸)を抑えるには、以下のような対策がありますよ。
- レンズフードやハレ板
- 手で覆う
- 高価なレンズ
「レンズフード」とは、一眼レフカメラの長〜いレンズの先によく付いている「お花」みたいなやつです。
▲こういうやつ
これで、レンズに入る余分な光をカットできます。
「ハレ板」も同じような効果が期待できるアイテムです。
▲「レフ板」ではないですよ。「ハレ板」です
他には、シンプルにレンズの上部を「手で覆う」ことで光を遮るっていうアナログな手段もありますね。
あと、実は高価なレンズほど「ゴースト」が発生しにくいっていう事実があります。
でも・・・高いレンズって高いんですよねぇ(笑)
スマホ(iphone)のカメラの場合

では、スマホのカメラの場合はどうでしょうか?
結論から言うと・・・「構図を変える」しか無いです!
スマホ内部に埋め込まれた「広角レンズ」なので、特に対策のしようが無いんですよね。
手で覆うのを試そうとしても、絶対に手が写っちゃいます・・・。

こればっかりは仕方がない。
強いて言えば、以下のようなポイントが工夫の余地ありです。
- 光源をなるべく真ん中に
- 画面の中の明るい、目立たない位置へゴーストを持っていく
- ゴーストを画面の端へ持っていき、後でトリミングでカット
- 逆光や半逆光を避け、順光で写す
例えば、太陽がど真ん中だと「ゴースト」は出にくいです。

自分からガンガン動いて、レンズの角度・向きや構図をあれこれ工夫しましょう。
状況によっては完全にゴーストを発生させないのは難しいときもあるので、思い切ってゴーストを活用する発想もおすすめですよ。
うまく取り入れれば、キラキラ輝いて綺麗ですからね!
まとめ
さいごに、今回の「ゴースト」のポイントをまとめて並べておきますね。
- 青い光の正体はゴースト
- レンズ内での光源の像の反射が原因
- 光源をなるべく真ん中に持ってくると出にくい!
角度・構図の練習だと思って、いろいろ工夫してみましょう!