こんにちは!「生きてるだけでだいたいok」がモットーなサッシです。
ぶっちゃけ先生も生徒も「部活休みたい…」って思うことってありますよね?
家族の時間が取れなくて寂しさを感じているお母さん・お父さんも同じく。
そんな中で部活動に休養日を設けるお達し(法律)が出ましたよ!
それを踏まえて、このページでは「部活休みたい…」が「部活やりたい!」に変わるやり方の提案です!!
高校・中学生の部活動に休養日を設ける法律
去年の年明けに(2017年1月6日)、文部科学省から全国の教育委員会などに向けて、部活に適切な休養日を設けることを促す法律が出ました。
- 適切な練習時間や休養日の設定に関する指針を策定
- 地域のスポーツ指導者らが部活動を指導・引率する「部活動指導員」を学校教育法施行規則に盛り込む改正
ゆとり教育・脱ゆとり教育どちらにも関わらず、いつまでたっても減らない「部活の負担」を受けてのことだと言えるんでしょうね。
学習塾やって十数年の僕も、生徒から「部活がキツくて勉強する余裕がない・・・」ってセリフを聞かない月が無いくらいです。
教員やってる友人や、教員をパートナーに持つ友人からも、「平日も土日も、家族の時間が無い・・・」って嘆きをしょっちゅう耳にします!!
違法じゃない!週休2日は当たり前!実は正しい「部活の休み方の法律」がもう出ていた!?【中学・高校部活時間】
今回、改めて「もっと部活の休み取ろうぜ!」っていうお知らせが出たんですが、実はもう正しい「部活の休み方」がとっくに出ていたって知ってますか!?
1997年の文部科学省(当時は文部省)による「運動部活動の在り方に関する調査研究報告」の中で、こんなことオススメしてます。
- 中学は週に2日以上、高校は週に1日以上のお休み
- 土日に試合や大会があるときは、平日にお休みの日を作りましょう
- 練習時間は長くても平日は2~3時間以内、土日でも3~4時間以内
「・・・マジ?」ってなりますよね!?
マジで公式に推奨されてます。
これ、知らない人にはぜひ教えてあげてくださいね!
「部活を休みたい」が「部活やりたい!」に変わる
ほんとね、適切な練習時間の方が実力って付きやすいと思います。
仕事だってそうですよね?
ただ労働時間が長い人・組織が良い結果を出しているかというと、全然そうでもない。
実際は真逆だったりするわけで。
例えば、会社だと未来工業さんなんか好例ですね。
- 実働7時間15分
- 残業ゼロ
- 年間休日140日
憧れちゃいますよね~。
部活だと、現役の中学教員の藤野悠介さんのお考え・実践を僕は尊敬しています。
- 火曜日はオフ
- 土日は基本的にやらない
先日、県大会があった。
前々から言っている通り自分が顧問する部活(ソフトテニス)は、火曜日完全オフ+土日はほぼやらない(生徒から大好評)。
それでも結果は県3位。3年連続のブロック大会へ。
先生方!週4日(8時間程度)の練習でも勝てますよ!!— 藤野悠介 / 生徒の心に火をつけるブログ (@thankstoryu) 2015年7月25日
素晴らしすぎる!
部活のやり方って、まだまだ工夫の余地がありそうですよね。
僕は部活を「仕事」に位置付けて、学校の先生以外の方に担ってもらっていいと思います。
- 副業として外部委託
- 平日は生徒だけの自主練、休日に外部顧問が専門指導
- 可能であれば、平日の夜に週1~2くらい外部顧問が専門指導
授業内容やクラス運営の質を上げることにもっとエネルギーを注げるはず。
部活に関しては年末年始に親戚や友人からの質問に、中学生の長女も僕も「ん?」ってちょうど困ったところでした。
みんなでガンガン新しいやり方を提案して、先生も生徒も「部活休みたい…」から「部活やりたい!」にもっともっと変わっていってほしいなーと思います。
家族としても、それがハッピーなはずっ!
そうやって全力で部活を楽しんだ経験があると、「死ぬまでに自分がやりたいこと」も積極的に見つけていけるんじゃないでしょうか。