アプリにトラッキングを許可とは?メリット・デメリットと設定方法をわかりやすく解説

Maiumaアプリにトラッキングを許可・拒否

こんにちは!iPhone・Androidの2台持ちなサッシです。

いつも「アプリにトラッキング」は許可していますか?拒否していますか?

もちろんメリット・デメリットがありますからね。

特徴をよ〜く理解したうえで許可・拒否を選びましょう!

後から設定を変える手順も含めて、このページでは以下の内容で「アプリにトラッキングを許可」について具体的に紹介しますね。




アプリにトラッキングを許可とは?メリット・デメリットは?

はじめに、意味やメリット・デメリットをハッキリさせておきましょう。

アプリにトラッキングを許可とは何がどうなることなのでしょうか?

ざっくりと言えばこちらがスマホで何を見たかをそのアプリが把握できるようにすることです。

「〇〇〇が他社のAppやWebサイトを横断してあなたのアクティビティをトラッキングすることを許可しますか?」のように表示されていますよね。

Maiumaアプリにトラッキングを許可・拒否
▲アプリにトラッキング許可を求める表示

そこで言う「あなたのアクティビティ」がこちらの閲覧履歴のことを指すと解釈してだいたいokです。

例えばどんなワードで検索したかやどんなアプリを開いたかなどですね。

しかもトラッキングして収集した情報は他のアプリ・サイト運営会社やデータ売買業者とも共有されます。

それについて、例えばiPhoneを発売しているApple社は公式に以下のように説明していますよ。

iOS 14.5、iPadOS 14.5、tvOS 14.5 以降では、App が他社の App や Web サイトを横断してお客様の行動を追跡 (トラッキング) する場合、事前にお客様ご本人の許可を得ることが義務付けられています。トラッキングが行われると、個人やその所有デバイスを特定するような情報を App が収集し、その情報がターゲティング広告や広告効果測定といった目的で、他社が所有する App、Web サイト、その他の場所で収集された同一個人やその所有デバイスを特定する情報と紐付けられたり、App が収集した情報がデータブローカーと共有されたりします。

Appleサポートサイト|App がアクティビティを追跡してもよいか確認してくる場合

Appleサポートサイト
▲Appleサポートサイト

この説明からもわかるように、ずばりトラッキングの主な目的は「広告」です。

アプリを使っているとよく途中で広告が表示されますよね?

あれのために個人のデータを収集して役立てたいわけです。

個人の趣味・嗜好を把握することにより、その人の好みに合わせた広告を表示させやすくなるということですよ。

そこを踏まえて、トラッキング許可のメリット・デメリットをまとめると以下のようになります。

アプリにトラッキング許可のメリット・デメリット
【許可するメリット】

  • 自分の好み・必要性に関連が高い広告が出やすくなる
  • それによりそのアプリの収益が上がりやすくなり、推しアプリの役に立つ!

【許可するデメリット】

  • プライバシー情報が勝手に利用されやすくなる

メリットは、まず自分が興味がありそうな広告が出るように最適化できることです。

どうせ広告が表示されるなら「さっさと消えてくれ」より「ヘ〜、こんなのもあるんだ」ってなった方がいいですよね。

それでその広告を見てその商品・サービスの購入につながれば、そのアプリの運営会社の利益につながります。

それはつまりそのアプリを無料で続けられるかに直結しているので、有料化してほしくないならものすごく大事なことですよ。

逆にデメリットはもちろん「自分の個人的なデータが自分の知らないところで利用されやすくなる」という点です。

これらのメリット・デメリットを理解した上で許可するかどうかを判断しましょう!

アプリにトラッキングを許可・拒否を設定する方法【iPhone・Android】

意味やメリット・デメリットがわかったところで、実際に設定してみましょう。

もちろん、アプリを開いて「許可しますか?」の表示が出たならそこで決めてください。

でも、いったん決めても許可・拒否は後からでも変更できるんですよ。

まずiPhoneの場合は歯車アイコンをタップしたら「プライバシーとセキュリティ > トラッキング」と進んでください。

左:プライバシーとセキュリティ,右:トラッキング
▲左:プライバシーとセキュリティ,右:トラッキング

そこに「Appからのトラッキング要求を許可」のスイッチがあります。

そこで全アプリに一括で適用されるオン・オフを設定できますよ。

個別に設定したいなら、歯車アイコンをタップした後にそれぞれのアプリを選んでください。

「トラッキングを許可」のスイッチがありますよ。

トラッキングを許可
▲トラッキングを許可

Androidスマホの場合は残念ながら個別に設定ができません。

一括で全体をオン・オフの設定のみとなっています。

歯車アイコンをタップしたら「プライバシー > 広告」と進んでください。

左:プライバシー,右:広告
▲左:プライバシー,右:広告

そこにある「広告IDを削除する」を開くと削除を選べますよ。
(それがトラッキングを拒否という意味です)

ちなみに、トラッキングを許可すると具体的にそのアプリがどんなデータを収集するのかを確認することは可能です。

iPhoneならApp Storeで、AndroidならGoogle Playでそのアプリを検索してみてください。

そこに「ユーザーのトラッキングに使用されるデータ」や「このアプリはサードパーティと以下の種類のデータを共有することがあります」のように書かれていますよ!



まとめ

さいごに、今回ご紹介した「アプリにトラッキングを許可のメリット・デメリット」をまとめて並べておきますね。

許可しなくてもアプリの利用には何の影響もないので、以下の点を参考に許可・拒否を決めてくださいね!

【許可するメリット】

  • 自分の好み・必要性に関連が高い広告が出やすくなる
  • それによりそのアプリの収益が上がりやすくなり、推しアプリの役に立つ!

【許可するデメリット】

  • プライバシー情報が勝手に利用されやすくなる

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