かんたんに増やせないんだからねっ!?メモリーとは何か・大きいメリット・容量いっぱいの解消法などスマホのメモリーまとめ【Android・iPhone】

iPhoneとAndroidスマホ

こんにちは!iPhoneもAndroidも毎日使っているサッシ(@3104nkmr)です。

スマホをさわっていてよく「メモリー不足」とか「メモリー4GB!」とか見かけますが・・・何のことかハッキリわかりましたか?

ものすごくシンプルに言えば作業する机が広いか狭いかということなんですよ!
(もちろん広いほうが動作がサクサク!)

意味・容量が大きいメリット・いっぱいにしない使い方など、このページでは以下の内容で「スマホのメモリー」について具体的にお伝えしますね。




スマホのメモリーとは?メモリーの大きい・小さいとメリット・デメリット【携帯電話・RAM】

はじめに、スマホのメモリーの意味やメリット・デメリットを見ていきましょう。

以下の順番で紹介していきますね!

スマホのメモリーとは?4GBとか8GBって?【iPhone・Android】

まず、メモリーの意味をハッキリさせましょう。

スマホのメモリーとはずばり以下の意味ですよ。

スマホのメモリーとは何?
スマホのアプリを動かすためのデータを一時的に保存しておくところ。

別名RAM(ラム。RAM=Random Access Memory)・メインメモリとも呼ばれる。


▲メモリー(4GB・PC用)

思い出を意味する英語のMemoryのことなので「データを保存・記憶するところ」ということですね。

スマホ・PC・タブレットなどの場合はアプリを動かすために必要なデータだけ一時的に記憶・保存しておくところというわけです。

だから、4GBとか8GBとかで容量は書かれますが、写真や動画などを保存しておく「ストレージ(保存領域)」とはまったく別物ですよ!

メモリーの大きい・小さいとメリット・デメリット

メモリーの意味に続いては、メリット・デメリットを見ておきましょう。

結論から言って以下の理由からメモリー容量は大きいほど有利です。

メモリーの大小とメリット・デメリット
メモリー容量が大きいほど、同時に多くのアプリ・機能を動かせる。

(いっぺんにたくさんのデータを計算・処理できるから)

メモリー容量の大きい・小さいはよく「机の広さ」に例えられます。

たとえば「じぶんのひざの上」だとノートPC1台くらいしか置けませんが、「長机」ならばパソコン2台・スマホ・本・書類も広げつつジュースやおやつだって並べられちゃいますよね?

そんな具合にメモリーが大きい(=作業スペースが広い)ほうがサクサクと快適にアプリを動かせるというわけですよ!



すぐ容量いっぱいにならないように内蔵メモリーって増やせるの?節約・上手に使うコツ

スマホのメモリーとは何かがわかったところで、お次はメモリーの増設や節約について見てみましょう。

以下の順番でお届けしていきますね。

すぐ容量いっぱいにならないように内蔵メモリーって増やせるの?

まず、メモリーの増設についてです。

スマホのメモリーの容量ってどれくらいかイメージはありますか?

例えばApple製品だと具体的に以下のような数値なんですよ。

iPhone・MacBookProのメモリー容量
【iPhone】

  • iPhone5・iPhone6・・・1GB
  • iPhoneSE・iPhone7・iPhone8・・・2GB
  • iPhone7plus・iPhone8plusiPhoneX・・・3GB
  • iPhoneXS・iPhone11・・・4GB

【MacBookPro】

  • 13インチモデル・・・8GB
  • 15インチモデル・・・16GB

※MacBookはモデルによって例外もあり

これだけ見ると「え、iPhoneぜんぜんメモリー少ないじゃん!MacBookくらいに増やせないの?」と思うかもしれませんが・・・無理なんです。

残念ながら基本的にスマホのメモリー容量は後から増やせません

iPhoneとMacBookを比べるとわかると思いますが、明らかに本体の大きさがぜんぜん違いますよね?

iPhone8plusとMacBookPro
▲iPhoneとMacBook

つまりメモリーを増やすなら物理的にメモリーを積むスペースが必要なんです!

現代の技術だとメモリー16GBのスマホにしたらパソコンくらいの大きさになってしまうので・・・

それはもうスマホじゃなくてパソコンですもんね(笑)

スマホの動作が重いときは?メモリー節約・上手に使うコツ

メモリー増設は無理なのがわかったところで、メモリーの節約についても触れておきますね。

スマホの動作が重い・遅いときってありますよね?

あれは以下のことが原因である場合も多いんですよ。

スマホの動作が重い可能性
多くのアプリを同時に使いすぎていて、メモリーの処理が追いついていないから。

(いわゆるメモリー不足)

アプリ開きすぎ
▲アプリ開きすぎ=メモリー使用率高すぎ

僕ら人間でも、例えばテーブルの上が片付いていないとまな板を置いてキャベツの千切りをしたり卵を割ってかき混ぜたりする作業がやりづらいですよね?

スマホ・携帯電話も同じように、あれこれアプリが起動しすぎているとメモリーの空きが足りなくてデータ処理ができなくなってしまうんです!

だからメモリー節約のコツはずばり「使っていないアプリは閉じる」という習慣です。

当たり前ではありますが、これをする・しないでスマホの動作の軽い・重いがずいぶん変わりますよ!



まとめ

さいごに、今回の「スマホのメモリー」のポイントをまとめて並べておきますね。

  • アプリを動かすためのデータを一時的に記憶・保存するところ
  • メモリー容量は大きいほうが有利
  • スマホのメモリーは後から増やせない
  • 使わないアプリは閉じるとメモリー節約!

最近のスマホなら「どのスマホが容量が大きいか」というのはそれほど気にする必要はないですよ。

それよりも動かしていないアプリを閉じる習慣を付けるとスマホの動きが重くなりにくくなるのでおすすめです!