共感力とは何か?共感力を作用させる具体的な11の方法も紹介

こんにちは!「ゴールは共感」がテーマなサッシです。

「共感力って何?」と聞かれて、具体的に答えられますか?

鍵を握るのは、ズバリ「受信と発信」です。

今回は共感力の正体に加えて、具体的に共感力を発揮させるための11の方法も紹介します。ぜひ試してみてくださいね。



これが共感力だ!受信と発信がポイント

まず、「共感とは何か?」を確かめてから、「共感力」の正体に迫っていきますね。

「共感とは何か?」の記事で詳しく紹介したのですが、共感とは以下のような状態を指しています。

目の前にいる相手の言動に触れたことで、「あなたは今こんな気持ちなんだね」という気持ちが自然と生まれてきて、それが相手にも伝わることで、相手が「安心感」や「幸福感」を感じる状態

その記事の中で「あ〜分かるぅー!私も〜!」は共感ではないと紹介しました。

それは、「相手が主役じゃなく、自分が主役になってしまっている」ということが理由です。

共感は「自分が相手を認め受け入れていることが、相手に伝わること」が最後の決め手だと言えます。つまり、相手が救われて初めて共感なんですよね。

したがって、「共感力」の定義は以下のようになります。

相手とは別の人間として、今ここに居る相手をそのまま感じ、ありのままを認めて受けいれて、それを伝える力

そして、 その力の作用により、相手の喜怒哀楽が増幅したり解消したり良い方向に向かうのが「共感」という状態ですね。

「相手のありのままを感じて受け止めたこと」と「その事実を確かに相手に伝えること」の2つが欠かせないということです。

「受信」と「発信」の両方を兼ね備えた能力が「共感力」と言えるようですね。
 

共感力を作用させる具体的な11の方法は?

続いて、共感力を作用させる具体的な方法を紹介していきます。

目の前の人に関心を持ち、先入観・偏見をもたずに相手を受け止めたとしても、実はそこから先が意外と難しいって人が多いんですよね。

何すれば良いか分からないさん
相手が嬉しいとか悲しいのは分かった。じゃあ、私はどうすりゃいいの!?
 
そんな人のために、具体的な発信方法をまとめておきます。

共感のパワーを相手に届ける11の方法」です。

  1. 言葉をかける
  2. ただ見つめる
  3. 笑いかける
  4. うなづく
  5. ただそばに居る
  6. 名前を呼ぶ
  7. 抱きしめる・ハグする
  8. 頬を寄せる
  9. キスする
  10. ハイタッチ
  11. ピースやグッド、ウインクなどのボディランゲージ

これらの具体的な行動を、相手の喜怒哀楽に合わせて試してみてください。

例えば、悲しいときは「ただそばに居る」だけでも十分ですし、嬉しいときは威勢良くハイタッチなんかピッタリですね。

言葉をかけるときは、「悲しいね」や「うん、うれしいね」などのシンプルな表現が王道です。「もっと聞かせて」と興味関心を示すのもイイですね。

そういえば、ジブリの映画「崖の上のポニョ」の主人公ポニョは「そーすけ嬉しいね!」と言っていました。「名前を呼ぶ」+「言葉をかける」という複合技です。共感の上級者ですね!(そーすけ=もう一人の主人公の名前)

共感の動作をこうやって眺めてみると、身体動作を伴うもの多いですよね?

改めて、身体動作と気持ちって密接なものなんだなーと感じます。



まとめ

最後に、「共感力」の定義をまとめておきますね。

「共感力」の定義は以下のようになります。

相手とは別の人間として、今ここに居る相手をそのまま感じ、ありのままを認めて受けいれて、それを伝える力

そのパワーによって、相手の悲しみや怒りが薄れたり、楽しい気持ちが何倍にもなったりしたのが「共感」という状態ですね。

共感力を発揮するためには、具体的なアクションをしっかり相手に届けるのが肝心です。難しく考えず、「ただそばに居る」くらいシンプルで大丈夫ですよ。

目の前の人に関心を持って、まずはありのままに受け止めていきましょう。

「受信力を高めるコツ」の記事も執筆中なので、つい「自分を見て!自分の話を聞いて!」となってしまう人は読んでみてくださいね。

「共感って何?」を詳しく知りたい人はこちらをどうぞ