保育所・学習塾を経営してきたプロブロガーの私からフリーランスの卵さんに伝えたい「じぶんの舵取り」の話

macbookproと左手

こんにちは。サッシです。

じぶんの人生をじぶんの責任で生きているって胸を張って言えますか?

「成功も失敗も自分の責任で」が信条の僕はだいたいこれまでの判断に満足してはいますが、それでもいくつかの大きな後悔はあります。

それはほぼ「人に任せてしまったとき」です。

じぶんの意思で判断しなかったことついては、ほんとうに5年経っても10年経ってもモヤモヤ・クヨクヨしてしまいがちなので、僕は全力で避けたい。

ジョジョ的に言えば「納得は全てに優先するぜ」ですね。

コロナ禍で個人も社会な不安定な時代ですが、それでもやはり後悔はしたくない。

やらない後悔よりやって後悔しようぜということで、今回は「じぶんの舵取り」のお話です。

司令塔としてのじぶん

僕は現在はwebサイト運営(と少しwebライター)という完全にテナント料・人件費ゼロで仕事をしていますが、以前は保育所(※)・学習塾という箱モノを中心に事業していました。
(※正確には民間託児所)

オフィス費用・人件費・減価償却費などを自然と扱っていたので「どれが売上げアップのためのお金で、どれが事業の維持のためのお金か」という意識が早いうちからあったのは、100%webフリーランスだけの人よりラッキーな点かなと感じています。

コロナの影響によって、これからフリーランスとして再出発したい方や、もうフリーランスだけどクライアント先を新規開拓しなきゃいけない方も多いと思います。

そんなときにもっとも大事な存在の1つが「司令塔としてのじぶん」です。

株式会社じぶんの両輪

ふだん仕事をしている中で、どんな判断をしていますか?

会社員と違ってフリーランス・自営業者は「ぜんぶの部署にじぶんが所属」という状態です。

1人営業部隊であり、1人現場作業であり、1人経理部であり、そして1人社長でもあります。
(もちろん外注したり、家族経営だったりはありますが)

フリーランスはwebライター・エンジニア・動画編集などクリエイティブ職が多いので、どうしても「コンテンツ制作」だけに意識がいきがちですよね。

僕もそうです。だって、一番楽しいんだもん(笑)

でも「株式会社じぶん」は工場を稼働して手を動かしているだけでは成り立ちません。

macbookproと左手

正確には、あまり深く考えずにコンテンツだけ作っていればふつうに回る時期のほうが多かったりはします。正直なところ。

でも・・・落ちるときは落ちるんです。

売上も、気持ちも。
(僕もコロナでガタ落ちしたから持続給付金の申請しました)

そういうときはとりあえず「・・・たら、〜れば」を一通りやってうだうだしたら、大事なのはこれからの作戦です。

「じゃあこれから何にどれだけのエネルギーと時間を費やす?どこに次のゴールを設定する?」という大局観ですね。

じぶんはいいモノを作っているという自信があり、評価してくれている人もいるなら、ちゃんと売れるようにしたいじゃないですか。

「品質の良さ」と「その時・その場所に合わせたやり方」はどちらが欠けてもいけない両輪です。

成功確率を上げやすい判断基準とは?

では「売上」と「収益」が絶対的に価値である営利事業において、これからのやり方はどうやって決めるのがベストでしょうか?

シンプルに言ってしまえば、判断基準は以下の2つしかありません。

やり方を決める判断基準
  • 数字(仕入れ値・原材料費・人件費などに基づく)
  • 感覚(直感や流行・社会状況などに基づく)

髪型やファッションなど、デートの誘いならフィーリグで決めればokでしょう。
(僕はその辺は壊滅的にセンスなし)

でもビジネスにおいては数字を活用できるというのは大きな武器ですよね。

なぜなら数字は客観性が高いから

ビジネス系のグラフ

特にピンチな状況から脱したいというときは少しでも成功確率を上げたいですよね?

「Aの作戦とBの作戦、この場合だったら・・・お、計算上はBのほうが有利なのか」とかわかったら心強いじゃないですか。

そんなとき、今回のお話を書くきっかけとなった書籍「マンガでわかる管理会計」のテーマである「管理会計」という考え方がヒントになってくれます。

pcとマンガでわかる管理会計

今回は著者である税理士の原尚美先生より「マンガでわかる管理会計:はじめてでもわかる儲けのからくり」を提供していただきました。

売上げアップ・コスト削減のアイデアを具体的に出せる

僕はぜんぜん会計の素人なので詳しい説明は省きますが、管理会計とは「数字を使って売上・損失を予測するもの」という感じです。

家計簿みたいにこれまで使ったお金を扱うのが財務会計なのに対して、いわば「未来予測のための会計」が管理会計というわけですね。

例えば本書「マンガでわかる管理会計」では以下のようなわかりやすい具体例で考え方を紹介してくれています。
(舞台は和菓子メーカー)

管理会計が役立つ判断の例
  • 新工場でまんじゅうとモナカのどちらを作るべきか
  • 目標利益を達成するには羊羹を何本売ればいいか
  • 新商品は外注・自社製造どちらにするべきか
マンガでわかる管理会計_裏の帯

和菓子メーカーの社長が溺愛する女子高生がパパのために管理会計を学ぶという胸アツ(?)な物語がマンガ形式で進むので、最後まで楽しんで読めるんですよ。

正直なところ計算はちょっと難しいですが、製造原価・人件費・設備費などを踏まえた売上げアップ・コスト削減の考え方を体感できるのは、サービス業のフリーランサーにも大きなメリットだと感じました。

ライティング・サイト製作・動画編集などの仕事においても、クライアントさんに「じぶんに任せてもらえればこういったコスト削減になります」や「こんなメディア露出・広告効果も提供できます」という提案ができるとグサグサ刺さりますからね。

もちろん「じぶんの仕事をこれからどう増やしていくか?」を考えるときのヒントになります。

そもそも管理会計は青色申告などと違って外部に公開するものではなく、じぶんの仕事の舵取りのために使うのが目的です。

いわば航海のためのお役立ちツールが管理会計なんですよ。

運任せは不安ならば

自分が持てる時間とエネルギーは有限ですよね?

フリーランス・個人事業主ならそれは仕事の上でなおさらのこと。

だからこれからの仕事のやり方を考えるなら、本書の管理会計風に言えば選択肢は以下の2つです。

これからの進み方
  • A: 合理的な分析も踏まえて、さらに成果が出そうなやり方を考える
  • B: 分析なんかまったく考えずに運に任せて突き進む

どちらのほうが利益が増えそう・コスパが良さそうですか?

ここまで言ってきてなんですが、運に任せるのもぜんぜんありだと思いますし、案外そっちのほうが成果が出るかもしれません。

でも「運任せは不安」と感じるなら、だんぜんA案のほうがイイです。

メンタルの安定はプライベートはもちろん、ビジネスパーソンとしても最優先事項ですから。

マンガでわかる管理会計

コロナ禍でまったく先行きが見えない2020年代。

管理会計という世界に触れて「未来を読む数字」という考えを知っておくのも一つの手です。

決してじぶんがマスターする必要はなく、なんなら得意そうな人に「こういう分析をやりたいんだけど、お願いできない?」って投げちゃってもいいんですからね。

武器や仲間を増やして、不安の波を乗りこなす航海術をつけていきましょう。

いずれにせよ、どんなときも判断は主体的に。

じぶんの舵取りはじぶんでして、悔いなくやりましょうね。