たべたのだあれ?五味太郎さんの著書の中でいちばん素直に問いかける絵本

こんにちは、サッシです!

絵本ってたまに無性に読みたくなりませんか?

子どもと一緒に読んで自分も楽しかった、”オトナも楽しめる”絵本をオススメするこのコーナー「まいうま絵本」。

今回は『たべたのだあれ 』です♪

あらすじ

『みんなうんち』や『きんぎょがにげた』等でも知られる絵本作家、五味太郎さんの作です。

初版は1977年に発刊していますね。

「○○たべたの だあれ」という問いかけに対して、それを食べたがゆえに「カラダの一部」になっちゃって、食べたのがバレバレなやつが一匹いる動物たちの絵が示される。内容は、ただそれが続くだけ。特にストーリーはありません。

全部で23ページで、文字は見開き2ページの中で「○○たべたの だあれ」のひとことがあるだけ。絵本の中でも、かなり文字数は少ない方ですね。

私が好きなところ

では、『たべたのだあれ』で僕が好きなところを3つ紹介しますね☆

自然な問いかけ

まずはこれ。問いかけが押しつけがましくなく、すごく自然で気持ちがいいです

絵本だと、「ほーら。どこに隠れてるかな~。見つけてごら~ん。ほーら、ほーら。」って押しつけがましいのが少なくないと思いませんか?セリフにしても、登場人物の表情やしぐさ、構成にしても。

僕、そういうの大っキライなんですw

でも、この絵本は「たべたの だあれ」の一言。ただのそれだけしか投げかけません。

サクランボとか苺とか、おいしそうなものいっぱい出てきますが、問いかけるのはずーっと「○○たべたの だあれ」だけ。

この誇張の無い素朴な問いかけが何とも気持ちいいです♪

表情が読めない

いろいろな動物たちが出てくるんですが、登場する動物たちの表情がさっぱり読めません

それがすごくいい!

動物たちが、変にニコニコしていないんですよ。ほとんど全員口をつむいだまんまです。というか、ヘビ以外はみんな口があるのかどうかもほぼ分かりません。

うれしいのか、かなしいのか、おこってるのか。

さっぱり分かりません。

でも、それがすごくいい!

デフォルメされた表情に誘導されないので、想像の余地がたっぷりあるんです。

絵が全然媚びてない。

表情が読めないのは若干の怖さも感じますが、それがまたいい。ちょっぴりの怖さがあったほうが、グッと感情の奥行が出ます。

でも、ずーっと無表情な動物や昆虫が続きつつ、最後は笑顔の子どもたち。最後の最後だけ、目も口もはっきり笑ってるんです。

生き物の不気味さ→人間の笑顔の安心さ という落差と流れが実は生まれているところに匠の技を感じます♪

いちごがお気に入り

完全に私事ですが、うちの三歳の三女はライオン?がいちごを食べるシーンがお気に入りです。

0歳や1歳の頃はただ眺めているだけでしたが、いつのまにか自分でいちごに手を伸ばして「あぷっ」と食べるようになっていました。

特に家族の誰が教えたわけでもないのですが。不思議ですねー。

最初は三女が自分で自分用に食べてるだけでしたが、やがて「はいっ」と僕の口にも入れてくれるようにもなりました。

三女がうれしそうにいちごをパクパクしてる光景を、この本が何度も思い出させてくれます。

昔はいちごだけ反応して食べてましたが、最近は目玉焼きとか他の食べ物もパクっとしてます♪


うちの跡

長年親しんで刻まれてきた、うちの愛しい跡たちをご紹介します。

表紙をぱらっとめくった次のページ。見開きにたくさんの星たちと、たまに動物。

三か所ほど、鉛筆で線が描かれちゃってます。

絵本に鉛筆の跡

昔から愛好してるから、長女かなー、次女かなー。

左の方の星なんか、線のおかげで流れ星みたいになっててちょっとステキですw

ちなみに、三女は最後の方に載ってる作者の写真をみて「だだに似てる!」と言い張っています。

絵本の五味太郎さんの写真

あ、だだ=僕です。五味太郎さんと僕、似てるのかぁ。光栄です☆

読むときのポイント

さーっと読むとあっという間すぎて旨味が出ないので、とにかくゆっくり読みたいところです。

左ページと右ページにかける時間は、1:9でもいいくらい。

セリフを読んだらすぐにめくってしまわずに、右ページを味わう余裕を持つといいですよ♪

子どもと一緒に読む場合、しばらくお互い無言が続いてもぜんぜん構わないと思います。

たべたのだあれ?

何かをやたら強調するわけでなく、ただ提示するだけ。

「たべたのだあれ?」と問いかけてるのに、答えを目的としていない。

そこが素敵です。

あくまで一緒にプロセスを楽しもうという作者の優しさが滲み出る良書です。

絵が好きな人は、色使いも楽しめると思いますよ。さくらんぼに対して、ゾウも大胆に補色の緑にしているところとかインパクト大です。最初にドーンと緑のゾウなのに、あとはアリとか牛とかは普通なのもギャップがあって面白い。

子どもと一緒はもちろん、大人が一人で読んでも味わい深いのでオススメです。見つけたら、ぜひ手に取ってみてください♪

では、今回はこんなところで。

最後までお読みいただき、ありがとうございます。

よかったら、お気軽にコメントしてくださいね。「あ~これ読んだことある!うちはヘビのとこがお気に入りなんだよね♪」とか教えてくれたらうれしいです^^

「まいうま」のダンナの方、サッシがお送りしました。

それではまた!

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