こんにちは♪手作りが得意なわけではないけれど興味はいっぱいカヨちゃんです😄
昔の人たちがやっていた手仕事・台所仕事は暮らしの智慧の宝庫です。
私は決して器用な方ではないですが、「昔の人がやっていたことは出来るようになりたい!」という思いがとても強くあります。
せっかくの智慧がきちんと伝わらずに全国の片隅でどんどん消えていっている今。
あえてみんなでその智慧を掘り起こし、身に付けて、子ども達に伝えていきましょう😄
やればできる!
だってみんなやっていたことなんだもの
を合言葉に💓
さてシリーズ第2弾となる今回は(第1弾はコチラ⇨先人の智慧シリーズ”寒の手前味噌作り”のススメ)、先日わが家で行われた手前味噌作りのワークショップ”手前味噌の会”の様子をレポします♪
へー実際はこんな感じなのね♪これなら私もできるかも?と思っていただけたらうれしいです😄
ではさっそくいってみよー😆‼️
”手前味噌の会”スタート!
今年もやってきました”手前味噌の会”
今年は寒さが一気に進み体調不良になる人が多く、キャンセルが多数出て、当日集まったのは8組の家族。
とはいえお子様連れの方が多いので総勢20名弱でわが家はてんやわんや・・・(笑)
⬆️大人達が味噌を仕込む隣で早速遊び始める子ども達💓
ま、毎年のことなんですけどね(笑)
本日の開催時間は9時から。
9時前から続々とお豆と塩切り麹とお鍋やら出来た味噌を詰める容器やらあれこれ抱えてみなさん集まってきます。
⬆️続々と集まってくる参加者さん達♪
みなさん前日から大豆を洗って浸水させ、たっぷりお水を吸って十分膨らんだお豆を、早朝(というより明け方)から煮てきてもらっています。
そんな私も朝4時半に起きて5時から煮ております。
⬆️今回は10キロ分。あと半分残ってます(笑)
すでに9時の時点でちょっと眠い・・・w
豆炊きが終わって温かいうちにつぶすので、みなさん鍋ごとお豆を持ってきています。
味噌作りスタートです
ではでは味噌を作っていきましょう〜♪
まずは豆をつぶす作業から

さっそく豆をつぶしていきます!
マッシャーでつぶしたり、瓶底でつぶしたり、ジップロックなどの厚手の保存袋に入れて子ども達と足でフミフミしたりとそのやり方は様々です。
ようはつぶれればいいんです!
大量に60kgとか一度に仕込む場合はお肉のミンチができるミンサーがあると便利です。手動でハンドルを回すとあっという間にムニューっとクリーム状になった大豆が出てきてちょっと楽しいですよ♪
まあでもなかなか持っているものでもないので、ご家庭にあるものでどんどん活用していきましょう!
麹と豆を混ぜあわせる
⬆️大きなたらいにつぶした味噌に塩きり麹をかけたところ
次に麹と塩を混ぜたものをつぶした豆と混ぜていきます。
ここでの注意点は決して3種類一気に混ぜないで、まずは塩と麹を混ぜあわせ、それからつぶした大豆と混ぜ込んでいきます。
今回は塩と生麹をあらかじめ混ぜあわせた”塩切り麹”なので封雨を開けてつぶした大豆と混ぜていきます!
はーい入れるよー!!!
どっさー!!!

おおおー!!!
いいですねーこの豪快さw!
大豆を仕込む時には豪快さが大事です!
何せ床にあれこれ豆やの麹やのビシビシ飛び跳ねまくりですから、大胆さや思い切りの良さが必要です。
その点わが家はフローリングなので安心・・・こぼれても拭けばいいんだもの!
これが畳だったら大変じゃ😱
さあ丁寧に混ぜあわせていきます。この時のポイントはムラができないようによーく混ぜること。ムラができて大豆が固まったところがあるとそこから腐敗が始まる恐れがあります。
それと大豆が熱すぎると麹が死んでしまうので程よく冷めた状態で行います。
底の方からかき混ぜて麹のお米のぽろぽろした感じがなくなってまとまったらOKのサイン😆!
味噌玉作り

ほいではみんなで味噌を玉状にしていきましょう!
味噌玉を作る時のポイントはとにかく
空気を抜くこと!
ギュッギュッギュッと締めて空気を抜きます。
ハンバーグを作る時のように両手で打ち付けてもいいよ♪
さあどんどん味噌玉にしていきまーす。
⬆️親子で楽しそうに味噌玉作ってます💓
詰める容器を消毒する
ぜーんぶ味噌玉にしたら
まずは自分を褒めましょう!
まじ頑張った私・オレ!
えらいよっ!
はい、ひとしきり褒めて満足したら、容器に詰めていきまーすw
容器は消毒用アルコールやホワイトリカーや泡盛、蒸留酒など度数の高いお酒などで内側を拭いて消毒しておきます。
⬆️黙々と泡盛を染み込ませたスポンジで容器を消毒していく3歳児。えらいわー💖
容器に向いているのは、陶器・琺瑯・甕(かめ)・瓶・木桶など。
長期で保存するので様々な成分が溶け出したりしないよう出来るだけ化学薬品など使わずに作られたものがオススメです。プラスティックのタッパーなどの石油素材も長期保存は避けたいものです。
わが家が長年味噌の保存で愛用しているのはこちら!
野田琺瑯ホワイトシリーズです。
こちら3.2ℓ用↓
こちらは5.8ℓ用↓
そして、甕(カメ)こちらは5.4ℓ用↓様々なサイズがあります。
わが家が使っているものは化学薬品など一切使わずに作られたものです。長期で保存するので安心なものがいいですね。
まあ本当は木の桶(おけ)が一番いいんでしょうけどねー
何せお値段が・・・😱
どんだけ高級味噌やねん
と思わず突っ込んでしまいますが、でも将来的に考えると一家に一台欲しいところ・・・
一応こちらも参考までに載せておきます。
おう!セレブな俺様はこれじゃなきゃ仕込まないぜ!という方は是非是非♪
使ってみた方、既に持っている方、どんな感じなのか感想教えてください!(笑)
味違うのかなぁ〜やっぱ😍ワクワク💓
味噌を詰めていく
⬆️こちらは親子で楽しそうに味噌詰めてます💓チビちゃんは詰めるよりも食べたい(笑)
それでは詰めます!
味噌玉を容器の底に向かって「てやー!!!」ベシッ!と投げつけます。
あのヤロー
上司のバーカ
わがまま言ってんじゃねー
言葉はなんでも構いません(笑)
それくらいの勢いで底に叩きつけて空気を抜き、さらに手でギュッギュッと空気が入らないように隙間なく詰めていきます。
ぜーんぶ詰めたら・・・
さあもうあとひと息です!
ゴールは近いよ!がんばれー!
蓋をしていく

容器の底や側面は空気に触れないため大丈夫ですが、どうしても表面が触れてしまいますので、塩をまぶしておきます。
容器と味噌が触れているふちの辺りがカビやすいのでちょっと多めに振っときます。
それから晒し布・ラップ・和紙などで空気が入らないようぴっちりと蓋をします。

一応無添加ラップを使用していますが、本当はラップ使いたくないんですけどねー
そう思って何年か前にマルカワ味噌さんがお勧めする和紙を使ってみたのですが、物の見事にカビました😭
沖縄の湿気恐るべし・・・
今回噂でオーストラリアの蜜蝋でコーティングされたオーガニックコットンで繰り返し使えるビー エコ ラップ(Bee Eco Wrap)というもののお話を聞いたので、是非ともそれを使ってみたいところです!
しかも、可愛い💓
重石をする
⬆️塩を振って重石を乗せた味噌
さて、なか蓋があれば蓋をして本来ならその上に重石を置くところですが。
ま、置いたり置かなかったり結構適当ですw
でも自然栽培の原材料(大豆・麹の元となるお米)を使用しているものであれば無くてもOKかなと思います。
有機栽培の原材料を使用しているものは総重量の20〜30%の重さのものをのせてその上に蓋をします。
3kgの出来高のお味噌でしたら600〜900gの重さです。
それ位の重さの石でも良いし、ペットボトルにお水を入れても。ペットボトルが入らない形状だったら袋を重ねてお水を入れてもOK。同じ重さの砂でも。
⬆️こちらはお水を2重の袋に入れて作りました
重石をのせたら蓋をして、完成です!!!
最後に仕込んだ日の日時と麹の種類、キロ数などのメモを貼って

さらに、完成です!!!
わーーーーー
パチパチパチ・・・・
はいまた褒めるところ!
まじ頑張った!えらいぞ私・オレ!
朝から早起きして・・・いや、昨日からか・・・
と昨日からの自分の大活躍を振り返ってみましょう♡
まとめ
⬆️作業が終わってちょっとホッとした雰囲気の皆さん
いかがでしたでしょうか
一人、台所で仕込むと「修行か・・・?」と思うくらい永遠と作業が黙々と続くのですが、こうやってみんなでゆんたくしながら仕込むと、楽しくあっという間に終わってしまうから不思議です。
ぜひお友達と、ご家族と、同僚と、いろんな人と楽しいおしゃべりしながら楽しく仕込んでくださいね😄
わが家で行われる”手前味噌の会”では、みんなの作業が終わったら、美味しい自然栽培のほうじ茶とオーガニック素材で作った美味しいスコーンでおつかれさまのお茶会をします。
⬆️作業しながら焼いたおつかれさまのオーガニックスコーン。こちらはナッツ&チョコ入りの大人用💓
⬆️こちらは子ども用オーガニックスコーン。ココア生地にナッツとドライフルーツ入り💓
やっぱり頑張った後は美味しいおやつがないとね♡
⬆️みんなで頑張った作業をふり返りながら、ゆんたく(おしゃべり)お茶タイム
みなさんも頑張って仕込んだ後には、何かみんなで楽しい嬉しいご褒美タイムをぜひ設けてくださいね♪
ではでは、カヨちゃんでした😄💓
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