こんにちは!沖縄移住4年目になりました、サッシです。
さすが沖縄、11月でも朝から短パン&Tシャツです♪
「今の環境、変えてみたいなぁ」と思っているみなさん。
「移住って興味あるけれど、どこから手をつければいいのかな・・・」なんてお困りではありませんか?
そんなアナタのために!実際に「カネ無し」「コネ無し」「仕事無し」だけど「子ども3人あり」で東京から沖縄に移住した僕がオススメする移住サイト格付けガイド、それが「イジュラン」!!
移住の本を読み漁って、移住のサイトを穴の空くほど見てきた僕が、全国の市区町村をあいうえお順に紹介していき、各市区町村がどれだけ移住・定住促進に向けて熱意を持っているかをwebサイトやSNS等から勝手に格付けしていきます!
あくまで第三者の視点から、そして移住経験者の立場から評価していきますので、良いところもイマイチなところも遠慮なく言わせていただきますよ!移住に少しでも興味をお持ちのアナタのお役に立てれば幸いです^^
では今回は、「明石市」、「阿賀野市」、「赤平市」です!!
明石市
ではでは。トップバッターは兵庫県の明石市です。読み方は「あかしし」ですね。

画像出典:明石市公式サイト
まずは基本情報からいってみましょう!
基本情報
面積は約50㎢、人口は約290,000人。
小学校は29校、中学校は13校、高校は8校。県立大学もあります。病院は市民病院に加えて大きな病院も幾つかあり、医療機関は豊富です。
鉄道はJR西日本の山陽新幹線、山陽本線に加えて、山陽電気鉄道も走っており、利便性も抜群。
ゆるきゃらは、「時のわらし」と「パパたこ」の二枚看板が有名ですね。

画像出典:明石観光協会
ゆるきゃらのお二人に代表されるように、「日本の標準時の町」「明石焼きの町」として日本全国に知られていますね。
市内にある明石市立天文科学館は日本の時刻の基準となる東経135度の子午線の真上に建つというだけでなく、その圧巻のプラネタリウムも見どころ。
なんとマイ枕持参で上映中に寝てもokな「熟睡プラ寝たリウム」なんて企画まで行われています!なに、その懐の広さw素敵すぎです!
地元では「玉子焼」とも呼ばれ愛される明石名物「明石焼」は市民のソウルフード。大阪のたこ焼きもおいしいけれど、だし汁との相乗効果でウマさ100倍な明石焼は誰もが何個でも食べちゃいたくなる絶品ローカルフードですね♪

いわゆるB級グルメに分類されるみたいですが、僕はA級グルメってくらい好きです☆
移住サイトチェック!
では、明石市の移住サイトチェックに参りましょうか。
「明石市 移住」で検索ぅ!スタターン!
ふむふむ。
独自の移住サイトは無いようですね。
でも、独自のローカル情報サイト「明石じゃーなる」、これはアツい!超充実の情報量と見やすさですね。ブロガーに親近感の湧くレイアウトですw

画像出典:明石じゃーなる
移住関連は、市役所の公式サイトに集約されている形ですね。
総務省の「全国移住ナビ」にはもちろん登録がありますが、一般社団法人 移住・交流推進機構の「ニッポン移住・交流ナビ JOIN」には参加していないですね。
>>全国移住ナビ
YouTube動画は市役所の公式ページで市の特色の説明はありますが、移住に特化したものはまだ無いようです。
市役所の公式サイト
では、明石市の移住情報の中心、市役所のサイトを詳しく覗いてみましょう。
どれどれ・・・。
お、おお。おおっ!これは・・・。
めっちゃ力入れてるじゃないですか。
「移住」の文字をどーんと掲げているわけではないですが、「子育て」に特化した具体的な施策がずらりと並んで「子育てしやすいまち」を前面に押し出しています!


画像出典:明石市公式サイト
第2子以降の保育料の完全無料化に、中学生までのこども医療費完全無料化。そして、待機児童解消に向けて保育所受入枠1000人増や、「子ども食堂」の市内全28小学校区への配備も決定しています。
ん~すごい。
こういった熱意の甲斐あり、実際に2013年からなんと3年連続で人口増加中!うわ~ミラクルですね!

画像出典:明石市公式サイト
さらに、離婚届を取りに来る人には「こどもの養育に関する合意書」を配布して、養育費のことだけでなく面会に関する詳細なことまで書面でハッキリさせられるように推奨しているという、こどもの心への配慮。
まさに誰もが認める「子育て先進都市」であることを証明しています。
他にも、「本のビル」として2017年完成予定の駅ビル建設を進めており、図書館や大型書店がそこに集まり、「本のある文化のまちづくり」を目指しているところも魅力です。

画像出典:明石市公式サイト
2015年には、なんと転入者には1人当たり12,000円分の明石市プレミアム付商品券、 転入者を紹介した市民には1000円分のQUOカードをプレゼントする「今、明石に住もう!キャンペーン」を実施していたのも先進的ですね。

画像出典:明石市公式サイト
いや~説得力十分な市役所の移住ページですね。
市役所のサイトの他には、FacebookやTwitterに移住促進の公式アカウントは特に無いようです。地域おこし協力隊も入っていないようですね。
明石市の星の数
では、移住サイト格付け「イジュラン」の評価を発表したいと思います。
最低ランクが「星無し」で、最高ランクが「星三つ」です。
心の準備はいいですか?
明石市は……星三つです!!!
わぉ~ドンドンドン!パチパチパチ。
こりゃ~もちろん三ツ星付けないわけにはいかないですね。
「移住」や「定住」の文字自体はさほど掲げられていませんが、各メディアを使って「子育てしやすいまち」を前面に押し出し、市の公式サイトで具体的な施策と実績をピンポイントで表示している点が高評価です。
移住・定住のことばは少なくとも、これは十分に移住者大歓迎のメッセージとして伝わります。
都市なので豊富なのだとは思いますが、強いて言えば住まい・仕事の情報がもっと分かるとさらに良いですね。
移住・定住促進の専門サイトを起ち上げて、さらに「子育て世帯受け入れ大歓迎」を掲げて突っ走ってもいいと思います。
明石市、あっぱれです☆☆☆
阿賀野市
続きましては、新潟県の阿賀野市です。読み方は「あがのし」ですね。

画像出典:阿賀野市公式サイト
まずは基本情報から!
基本情報
面積は約190㎢、人口は約42,000人。
小学校は11校、中学校は4校、高校は1校。病院は市民病院があります。
鉄道はJR東日本の羽越本線「京ヶ瀬駅 – 水原駅 – 神山駅」が利用できます。
ゆるキャラは「ごずっちょ」です。
画像出典:阿賀野市公式サイト
温泉巡りが楽しめる上に、冬にはハクチョウたちが多数舞い降りる瓢湖も見ものです。ちなみに、ゆるキャラのごずっちょは日本有数のラジウム含有量を誇る五頭温泉郷で発見されたそうですw
高品質な瓦の産地として知られ、「やすだ瓦ロード」で瓦アートを楽しみながら散策もできる奥ゆかしい文化的なところも魅力です。
画像出典:阿賀野市観光協会 あがのSPOT
移住サイトチェック!
ではでは。移住サイトをチェックしてみましょう。
「阿賀野市 移住」で検索ー!タタターン!
ほうほう。ほう。
独自の移住サイトは無いようですね。
市役所のサイトに集約されている形です。
総務省の「全国移住ナビ」、一般社団法人 移住・交流推進機構の「ニッポン移住・交流ナビ JOIN」に加えて、新潟県の移住促進サイト「にいがた暮らし」に登録されていますね。
>>全国移住ナビ
>>ニッポン移住・交流ナビ JOIN
>>にいがた暮らし
移住促進のYouTube動画は特にありませんね。
市役所の公式サイト
では、市役所の公式サイトを詳しく見てみましょう。
どれどれ・・・。
ふむふむ。
特にズドーンと「移住歓迎!」みたいな文字は見当たりませんね。
でも、市役所のサイト内の「子育て支援サイト」はデザインも丁寧に作られていてイイ感じですね♪
画像出典:阿賀野市公式サイト
移住関連の情報に関しては、トップページの「暮らしの情報」から入って下の方にスクロールすると「移住政策」が見つかります。
ここに集約されているようですね。
内容は、「うちはこういった人の移住を歓迎しています!」というメッセージというよりは、仕事情報や空き家バンクの情報を淡々と伝えるという感じです。
良くも悪くも、お役所のページという感じですね。
ただ、トップページの右のバナーが並んだ中にある「素敵な出逢い応援プロジェクト」。これオススメです!
その中の「ごずっちょ恋愛診断」が面白いです!質問に答えていくと、「あなたにピッタリな人がわかるっちょ」というナイス企画です。
画像出典:阿賀野市 素敵な出逢い応援プロジェクト! ごずっちょ恋愛診断
>>阿賀野市 素敵な出逢い応援プロジェクト! ごずっちょ恋愛診断
僕は「コミュニケーション力が豊かなので、恋活イベントがオススメ」だそうです。移住・定住とは直接関係ないけど楽しいからオススメ!ぜひやってみてください♪
市役所のサイトの他には、Facebook・Twitterに移住促進のアカウントはまだ無いようですね。
地域おこし協力隊の方々は農業や観光業で入っており、幼稚園のこどもたちと一緒に農園やったりして活躍していらっしゃいます。
阿賀野市の星の数
では、格付けタイムに移りましょうか。
移住サイト格付け「イジュラン」の評価を発表したいと思います。
最低ランクが「星無し」で、最高ランクが「星三つ」です。
よろしいですか?
明石市は……星一つです!!!
ひゅー!パチパチパチ。
ごずっちょ恋愛診断はさておき、市役所のサイトに求人情報や空き家バンクの情報がしっかり載っているのは高評価です。「子育て支援サイト」のページも丁寧でイイですね。
ただ、ぜんぜん「メッセージ」が無いのが残念です。阿賀野市が「どういう想い」で「どういう人」に移住してきてほしいのか。それが伝わるものがまだ無いので、星二つはまだ付けられないという判断です。
移住促進の独自サイトを起ち上げて、「こういうことがしたい人を大歓迎!」とか「こういう層の方々にぜひうちに来てほしい!」という熱意あるメッセージを打ち出してほしいと思います☆
赤平市
では、今回のラストを飾るのは北海道の赤平市です。読み方は「あかびらし」ですね。
画像出典:赤平市観光協会
まずは基本情報から見てみましょう!
基本情報
面積は約130㎢、人口は約11,000人。
小学校は3校、中学校は2校。高校は以前はありましたが、現在は全て閉校になってしまいました。病院は市立の総合病院があります。
鉄道はJR北海道の根室本線「赤平駅 – 茂尻駅 – 平岸駅」が利用できます。
かつて石炭業で栄えただけあって、炭鉱の跡を活用した観光業に力を入れています。
見た目が石炭みたいな飴、「塊炭飴」が人気。

市のシンボルとも言える「ズリ山」の山頂の階段777段から222段まで使った日本一の流しソーメンは、全長307mで最高速度なんと時速14.5km!何気にハンパないですw
移住サイトチェック!
それでは、移住サイトをチェックしてみましょう。
「赤平市 移住」で検索~!ッターン!
お。お。
およよ!
「程よい田舎がくらしいい」なんて素敵なタイトルの独自の移住定住促進サイトがあるじゃないですか!
画像出典:北海道赤平市移住定住支援サイト「程よい田舎がくらしいい」
市役所の公式サイト内しっかり掲げられている「移住・定住」のバナーからも飛べます。
画像出典:赤平市公式サイト
おお~これは期待大ですね!
しかも!なんと子育ての専門サイトまであるじゃないですか!
画像出典:あかびら子育てポータルサイト
やだ、何これ!こんな手厚くっていいんでしょうか!
びしばし伝わってくる熱意に興奮を抑えきれません。
・・・はっ!
さ、さらに、
YouTubeまで充実してるやないの。
画像出典:北海道赤平市【公式】YouTube
「あかびら市へ移住する方を力強くサポート!」って冒頭からハッキリと宣言してらっしゃいます!
素敵すぎるー。
見てください、このアイキャッチ。そそる動画たちだらけです!
画像出典:北海道赤平市【公式】YouTube
全部観ちゃいましたよw
他にも、たいまつ持って赤ふんどしで走る「赤フンランナー」の動画も超ハイセンス♪
いや~勢いありますねぇ、赤平市!
程よい田舎くらしがいい
では、赤平市の独自の移住サイト「程よい田舎がくらしいい」を覗いてみましょう。
それっ♪
・・・うぉっ。おおっ。
て、手厚い。
画像出典:赤平市
トップの1ページに全て集約されているシンプルな作りで、「新着情報」「あかびらってどんなところ?」「移住・子育て応援!『得9券』」「教えて移住の先輩!」「アクセス」と、移住希望者の知りたいツボを押さえたメニューが並びます。
ちょっ、高校まで医療費無料とかスゴイな~。
さ、さらに!高校生の通学費用を毎月5000円助成など6つの新支援策が2016年から追加されています!

ひいぃぃぃ、手厚すぎる!なんですかこの歓迎っぷりは!!
ほんとスゴイなぁ。
他にも、仕事情報や移住体験住宅、移住Q&A等も欠かしません。

むぅぅ。
サイトのデザインはまだ追及の余地があるっちゃありますが、移住したい人の知りたいような情報は全て網羅しつつ、赤平市の移住施策もばっちり伝わります。
うん、すごく良いサイトですね!
移住サイト以外には、総務省の「全国移住ナビ」や北海道の移住サイト「SHIFT LIFE 北海道」にも登録がありますね。
>>全国移住ナビ
>>SHIFT LIFE 北海道
Twitterは特に無いようですが、Facebookには地域おこし協力隊の皆さんのページがあります。
赤平市の星の数
ではでは、格付けタイムです。
移住サイト格付け「イジュラン」の評価を発表したいと思います。
最低ランクが「星無し」で、最高ランクが「星三つ」です。
いいですか?
赤平市は……星三つです!!!
うわぉぉぉー!ドンドンドン!パチパチパチパチ。
いや~文句なしでしょう、これは。
移住促進の独自サイトを使って「移住・子育て応援!『得9(キュー)券』」によって「こういう人にぜひ移住してきてほしい!」というメッセージを伝えつつ、「うちの移住政策にはこういう強みがありますよ!」ということをこの上なく具体的に伝えている点が高評価です。
これは各自治体のお手本になりますね~。
いや~いいもの見せていただきました。
赤平市、お見事です☆☆☆
なりたい自分になるために
いかがだったでしょうか、移住サイト格付け「イジュラン」。
今回は、
明石市(兵庫)…☆☆☆
阿賀野市(新潟)…☆
赤平市(北海道)…☆☆☆
という結果になりました!
いや~まさか星三つがふたつ出るとは。なんだか嬉しくなっちゃいます♪
以上は2016年11月現在のデータを基にお伝えしています。最新情報との食い違い等ありましたら、ご指摘いただければ幸いです。
今の環境を変える第一歩として、転職支援サイトを覗いてみるのもオススメですよ。
「ワークポート」や「DODA」は移住希望者にも力を入れてますね。
>>ワークポートの転職コンシェルジュ
>>転職ならDODA
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>>レバテックキャリア
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東京から沖縄に移住した我が家は、行政の支援ゼロで自力で家を見つけ、仕事は自営業を始められましたが、ほんとラッキーでした。市区町村の支援は、あるに越したことはありません!移住のハードルは低ければ低いほうが、人の流れが活性化して良いです。
概して、移住者を歓迎してくれるところは、webサイトやSNSを心を込めて作っています。そうやって情報発信に努めてくれている市区町村が、移住者への支援が手厚い確率は高いですよ。
ちょっとでも移住に興味のある方。移住サイト格付け「イジュラン」が少しでもお役に立てれば光栄です。
では、今回はこんなところで。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
よかったら、お気軽にコメントしてくださいね。
「移住雑誌でこういう内容読んだけど、どう思う?」なんて相談も大歓迎です。
「まいうま」のダンナの方、サッシがお送りしました。
それではまた!
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