「役場の相談窓口って役に立つの?」移住4年目による、移住窓口のトリセツ♪

「都会を離れて田舎暮らし、憧れるなぁ。」

「実はずっと前から興味あったから、思い切って移住してみようかな!」

「でも、まずどこに聞いたらいいんだろ…?」

 

そろそろ移住してみようかなとお考えの方。

「田舎暮らしの本」とかは寝っ転がってよく見てるけど、

さて次にどうしようか。

 

そんな時に浮かぶのが、

役場の移住相談窓口

ですよね。

 

言葉を変えれば、

そうだ、役場に行こう

ですね。(言いたいだけ)

 

本やネットで見る情報ももちろん大事ですが、

役場の人は現地に住んでいる人で、しかも移住促進の担当者。

聞いてみる価値はありそうですよね。

 

「でも実際のところ、役場の相談って役に立つの?」

そこんところ、沖縄に移住4年目の私、サッシーがお答えしてみようと思います。

 

題して、

「移住窓口のトリセツ」

です!

 

Ahなんで〜移住しちゃったのかなぁ〜♪

(微妙に歌違う。)

のれんに腕押しだった相談窓口

うちが移住したのは四年前。

 

その一年前に、まず下見に訪れました。

知り合いゼロ、当然仕事情報もお住まい情報も何もないので、

もちろん役場に足を運びました。

 

ええと、結論から言いますと、

何の役にも立ちませんでした。

 

いやもう、これは愛を込めて花束でビンタするつもりで、

ハッキリ言います。

時間の無駄って言ってもいいくらいでした。

 

いや、ほんとひどいもんでしたよ。

だがしかし!

だからこそ、今後の改善と発展のために、

愛を込めて「なぜ役に立たなかったか」を検証してみますね。

 

まずですね、第一に、

職員の連携が取れていない。

 

じゃあレッツ相談と思って、

とりあえず、大きい方の庁舎に訪れたんですね。

 

そうしたら、

「あ、移住のご相談はもう一つの庁舎にお願いします。」

って言われました。

 

久米島町の場合、役場の庁舎は2箇所あって、

それが隣り合ってとか、道路挟んで向かいとかでなく、

けっこうなレベルで離れているんですよ。

 

どれくらいって、

島の中の西と東ってレベルで。

 

まあ窓口を間違えたのは自分なので、

「そっかそっか、もう一個の方なのかあ〜失敗失敗♪」

と、ドライブ気分でもう一つの小さい方の庁舎に向かいました。

 

クルマで15分ほど飛ばして、小さい方到着。

すんませ〜ん、移住相談いっちょお願いしま〜すと、

意気揚々と飛び込んでいくと、受付の方の第一声は、

 

「あ、移住の相談窓口は、本庁舎の方なんですよ。」

 

………え?

 

あなたがいう「ほんちょうしゃ」っていう大きいやつから、

アタクチいまクルマでビューンって来たんですケド…。

 

そんなわけで、また大きい方の庁舎にザ・とんぼがえり。

結局、対応してくれたのは、大きい庁舎の方。

住民課だか総務課だかの男性が対応してくれることになりました。

 

やれやれだぜ。

 

ということで、次に問題点二つ目。

 

具体例が提示されない。

 

対応してくださった男性が、「それではこちらに」ということで、

カウンターの奥の奥の窓際のスペースまで案内してくれました。

 

そこで、お話しましたよ。

15分くらい、雑談を。

 

まあまあ、そこは人間と人間。

いきなり用件だけっていうのもありだけど、

人情味ってもんも大切です。

 

僕は世間話から入るの、大好きですよ。

わざわざお茶も出していただいて、ありがたいことです。

 

でも、この時は情報収集の機会。

家が見つからないことには、移住が先に進まないので、

こちらは必死です。

 

「住む家を探しているのですが、何か情報を教えていただけますか?」

と尋ねると、返ってきたのは

「いやあ、すみません。こちらでは特に具体的にご紹介できるものがなくて。」

という一言。

 

…だめだこりゃ。

 

「ご希望にあった物件の情報がありましたらご連絡しますので、こちらにご記入ください。」

ということで、用紙に希望の間取りとこちらの連絡先を一応お伝えできました。

(あ、用紙はあるのね。と思いました。)

 

連絡いただけるかな〜と期待していたのですが、

残念ながらその後何の連絡もありませんでした。

 

やれやれだわ。

 

だから、町で人に話しかけまくって、どんどんつないでもらって、

奇跡的におうちを貸していただけることになりました。

見つかったのは、下見の最終日前日。

 

いやあ、ドキドキしましたよ。

見つからなかったら、とりあえず民宿を住所にして、

娘の小学校の転校手続きを進めようと思ってましたから。

 

おかげさまで、自宅から転校初日を迎えられましたw

つないでいただいたみなさん、ほんと恩人です!

窓口はあったほうがいい最大の理由

そんなわけで、役場相談。

うちにとっては得られたものは、

愉快なドライブの時間とおじさんとのお茶の時間でした。

 

ふう。

 

じゃあそもそも、

「役場の移住相談窓口は、あったほうがいいのか?」

というと、答えは

 

断然あった方がいいです!

 

というか、

絶対必要って言ってもいいくらいです!

 

いやほんと、予算掛けて整えた方がいいと思います。

 

なぜかと言いますと、

 

役場に窓口があったほうが、町全体に移住歓迎の雰囲気が出るから

 

です。

 

僕が住む久米島。

これは、移住だけでなく、観光に対しても言えることなんですが、

歓迎する雰囲気が無い。

 

沖縄の他の島を訪れた方々から特によく聞くことです。

 

いやね、誤解のないように補足しますとね。

その逆の、歓迎しない雰囲気。これも無いんです。

差別するとか追い返すとかは決してありません。

 

いい人ばかりですよ。

うち、移住してから嫌な思いって、

ただの一度もしたことないです。

 

久米島、ほんといい島ですよ♪

 

ただ、熱烈な歓迎ってのは無いんです。

まさに、「来るもの拒まず、去る者追わず。」

良くも悪くもこれなんです。

 

だから、「人を集める」っていう点に関しては、

まだまだ甘いですね。

 

さきほどお話した、役場での移住相談。

あれも、そのひとつの象徴です。

 

拒まれている感じはしないけど、歓迎されてる気もしない。

 

これが、正直な感想です。

 

だから、熱烈な歓迎が好きな方。

タイプで言うと、ネコ好きより、犬好きな方。

 

そういった方は、役場での対応の薄さ、

ひいては、そこから波及する町自体の歓迎ムードの薄さは、

「移住したいけど、なんかハードル高いわん…。」

と感じることになります。

 

観光客のリピーターがつくかどうか。

移住希望者が移住先として選ぶか。

 

これって、

町全体に外からの人を歓迎する気があるかどうか

にかかっています。

 

具体的に役場で情報が得られない、っていうのももちろん問題なんですが、

実はそれよりも大事なこと。

 

それが、

歓迎する雰囲気が出ているかどうか

なんです。

 

それが全てと言ってもいいくらいですよ。ほんとに。

移住の専門部署があると、歓迎ムードが出ます

僕が移住相談に行った時は、

住民課だか総務課だかの方がとりあえず対応してくれた

という形でした。

 

これ。これなんです。

 

この片手間な体制が問題です。

 

これじゃあ、うちみたいに、

仕事も家も自分で何とかするから大丈夫っす!

っていう奇特な少数派がたまに来るくらいです。

 

そうじゃなくて、

「右も左も分からないから、最初はちょっと手伝ってほしいなぁ」

そういった移住希望者のほうが圧倒的に多いんです。

 

だから、どこかの課の片手間な対応でなく、

移住支援課とか、独立した専門の課があるところ。

そういったところは、移住希望者にとってはうれしいです。

 

そんな流れを感じてか、ついに!

われらが久米島町でも、この2016年度から、

移住・定住促進の専門部署が設置されることになりました!

 

わーーーー、ドンドンドン!!

 

まさに、

キターーーーーーーー(゜∀゜)ーーー!!!

ってやつですね!

 

こういう専門の窓口があるのが、移住希望者にはうれしい限りなんです。

使用上の注意点

島に元から縁が無いIターン希望者はおろか、

島生まれで外に出ているUターン希望者ですら、

これまで島の仕事情報がまったく掴めなかったんです。

 

Uターン希望者は、まあ住むところはなんとかなるとしても、

仕事がどうにもならなかったんですね。

 

家族や友達に電話して、

「なんか仕事ない?」

って聞くしか手段が無いんですよ。ほんとに。

 

久米島で誕生する移住定住の専門部署。

まずは島内の住まい情報・仕事情報を、片っ端から収集してくれるとのこと。

こりゃあ、期待大です!

(実はスタッフさんが友達なので、いろいろ明るい話を教えてもらっています☆)

 

地方で移住促進事業って、難しさもあるんですよ。

あまり力を入れすぎても、

「よそもん向けばかりに予算を使うのか」

って声がどうしても出てくるんです。

 

住まいにしても、いくら役場のお願いでも、

「知り合いにしか家は貸したくない」

って大家さんも依然として少なくないですしね。

 

仕事についても、事業者さんから、

「地元出身者を優先して雇いたい」

っていう本音を聞くこともあります。

 

それでも、今までの地元の人だけでは浮かばない、

移住してくる人の「外からの発想」。

それに大きな期待が寄せられているというのも、また事実です。

 

ぜひとも、スタッフさんと地元住民で信頼関係を築きつつ、

使いやすいポータルサイト等を整えていってほしいですね。

 

どこかの課の兼務でなく、こういった専門部署が窓口を担っていると、

移住の具体的な情報が得られる頼れる存在として、大きな効果が期待できます。

 

移住希望の方。

自分が移住してみようかな~ってところに、

専門の移住支援の部署があったら、

大当たり~ぃ!

と思ってください。

 

きっと有益な情報が得られますよ。

 

ただ、使用上の注意点をひとつ。

 

それは、

あくまで役場の窓口は移住の案内にすぎない

ということです。

 

移住の成功・失敗に責任は負いません。

というか、負えません。

 

もちろん、当たり前のことなんですが、

このことは強く胸に刻んでおく必要があります。

 

ややもすれば、

「こんな仕事だなんて聞いてなかった」

「こんな地域のしきたり聞いていない」

とか文句言う人がいるようです。

 

しかし、そりゃ当然誰の責任かと言えば、

自分の責任

これ以外にありません。

 

いくら役場が、地域が移住を歓迎していたとしても、

移住の主役は自分です。

 

実際、どこかの助けを最初から期待している人って、

だいたい移住しても1年も持ちません。

 

ちなみに沖縄は移住してくる人も多いけど、帰っていく人も同じくらい多いようです。

1年以内に半分が帰るとか、9割が帰るとか、

よく言われる話です。

 

自分でなんとかするという気概をもって、

あくまでも参考として、役場の移住窓口にお世話になっていきましょうね。

 

永久保証なんて、ありませんよ。

ご利用は計画的に。

まとめ

ということで、都会を離れてみようかなという方。

 

あるんだかないんだかよく分からない役場の相談窓口だと、

大した情報が得られない可能性大です。

 

でも、移住の窓口をしっかり設けている役場。

それだけでなく、説明会とかイベントをどんどん開いたり、

移住希望者歓迎パーティーなんかまで開いているところ。

 

そういった地域の相談窓口は、大きな力になってくれる可能性大です。

 

役場の相談窓口がしっかりしているところって、

町全体の移住歓迎のオーラがぜんぜん違うんですよ。

 

ご希望の移住先がそういう地域だと、

移住への精神的なハードルがだいぶ和らいでくれますよ。

 

でもいずれにせよ、

移住の主役はあくまで自分。

 

自己責任で敬意をもって溶け込んでいきましょうね。

 

あなたが好きで選んだところなんだから、

誠意をもって接していれば大概は受け入れてもらえますよ。

 

この度はこんな話を読んでくれてどうもありがとうございます。

これからもどうぞよろしくね♪

 

それでは。

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