公園で娘に「バカ」と叫ぶ母親。「カーッとなったとき」に思い出すと良さそうな言葉

こんにちは!サッシ(@3104nkmr)です。

本を読んでいて、「カーッとなったとき」に思い出すと良さそうな発想に出会いましたので紹介しますね。

共感のコツがまた増えました。



相手を自分と同じように大切にする

きっかけは、この本です。

アメリカの著述家ジェリー・ミンチントン(Jerry Minchinton)による「うまくいっている人の考え方」という、生き方・働き方に関する本ですね。

僕はこの本を読んでいて「相手を自分と同じように大切にすること」の重要さに改めて気付きました。

本書の中で「自分が良い気分でいるために、自分以外も丁寧に扱うことが大事」という発想が紹介されているのですが、それを作者は次のような言葉で表現しています。

相手を自分と同じように大切にすれば、自分に対していい感情を持つことができる。

– うまくいっている人の考え方 p199 –

これは、本書では「自分が良い気分でいる」という目的のために書かれた言葉です。

でも、「相手を自分と同じように大切にする」というのは、共感のコツでもあると感じました。

相手を丁寧に扱い、先入観なく接することが共感への第一歩ですからね。



公園で娘に「バカ」と叫ぶ母親

「相手を自分と同じように大切にする」という言葉で、何日か前に公園で見かけた母親を思い出しました。

5歳の娘を連れて、「井の頭動物園」の公園で遊んでいたときのことです。

僕がベンチに座って娘の遊んでいる姿を見守っていると、5mくらい離れた隣のベンチから怒鳴り声が響いて来ました。

母親が4〜5歳くらいの女の子に向かって、「ほんとバカなんじゃないの。早くしなさい!」って面と向かって言ってたんです。

原因はハッキリは分かりませんが、見ている限りどうも女の子の決断の遅さ?マイペース加減?に苛立っているようでした。

それからしばらくその親子を見ていたんですが、ことあるごとに「バカ」の連発で。たまにお尻も叩いてました。

あれは、びっくりした。

子どもに向かって何のためらいもなく「バカ」って言う人、本当にいるんですね・・・。

いくらイライラしてもカーッとなっても、誰かに「バカ」と言う必要性はまったくありません。

「相手を自分と同じように大切にする」という発想を、ぜひあの母親に持っていてほしいなと思います。



さいごに:目の前のこの人も痛みを感じる存在なんだよね

腹が立つこと自体は、そりゃ仕方がないですよね。人間だもの。

でも、カーッとなったら、罵る言葉を口にしたり、手を出したりする前に、「目の前のこの人も痛みを感じる存在なんだよね」って思い出す習慣を身につけておきたいものです。