JASRACが音楽教室から著作権料を取ることを宣言!音楽講師かつブロガーとして思うこと

こんにちは!ウクレレ教室もやっているサッシです♪

JASRACがなんと音楽教室からも著作権料を取る方針を発表しましたね!

「おいおい、そりゃないだろ!」と思った方も多いはず。

「守銭奴」「カネの亡者」「合法ヤクザ」なんて揶揄されることも多い音楽著作権管理団体 JASRAC (ジャスラック)。

今までは行っていなかった「音楽教室からの著作権料の徴収」の開始は、著作権に関わる者にとって何を意味するのでしょうか?

ウクレレ講師 (楽曲という著作物を利用する側)」&「ブロガー (記事という著作物を持つ側)」という著作権をめぐる正反対の立場を持つ者として思うことをまとめてみました!


著作権料の徴収にウクレレ講師として思うこと

では、まずは著作物を利用する側の立場から参ります。

ウクレレ講師として僕が疑問に感じる3つのことです!

ukulele

1. なぜ今までは徴収しなかったの?

まずは、「なぜ今までは徴収しなかったの?」ということです。

僕は知的財産というのはむちゃくちゃ尊重されるべきだと考えています。

だから、知的財産の利用について、適正に使用料を徴収されること自体にはなんの不満も違和感もありません。

ただ、肝心なのは「徴収する理由」です。

  • 「これまでのやり方では著作権が侵害され続けている」という著作権者からの頻繁な訴え
  • これまでのやり方では、音楽文化普及の妨げにつながっていることが明白だ

例えばこういった理由であるならば納得いきます。

適正な著作権使用料の徴収だと感じます。

ok

でも、今回のJASRACの徴収開始の宣言の理由がたった一つ。

「CD等の売り上げ減少を受けての、新たな収入源の確保」

これしか今のところ見受けられません。

これでは、「なぜ今まで徴収しなかったの?」という疑問がこれっぽっちも解消されません!

2. なぜ個人運営の音楽教室は免除なの?

次に、「なぜ個人運営の音楽教室は免除なの?」ということです。

これも、上記の1.「なぜ今までは徴収しなかったの?」と同様に、徴収する理由が肝心です。

JASRACの発表によると、「ヤマハ」や「河合楽器」といった大規模な事業者が徴収の対象となり、個人運営の音楽教室は当面は除外されるとのこと。

music school

まぁ、うちなんかの小っこい教室は払わなくてokなのは、もちろん助かるではありますw

でも、「じゃあ、なぜ個人運営の音楽教室は免除なの?」っていう疑問は拭えません。

「著作権者の保護」や「音楽文化の保護」が趣旨ならば、対象に規模の大小は関係ないんじゃないでしょうか?

大規模な所からは徴収する。小規模な所は免除する。

「おぅ、お前んとこ儲かってるんだろ?出せよ。あ~お前みたいなヒヨッ子は目をつむっといてやるよ。」

ありがたくはあるんですが、現状ではこれ以外の解釈ができる説明が見当たりません。

3. 「教えること」は「演じること」か?

三つ目は、「『教えること』は『演じること』か?」ということです。

今回JASRACより発表された、音楽教室からの著作権料の徴収。

音楽教室のレッスンにおいて、

講師が不特定多数の公衆(=生徒)に向けて楽曲を演じている

ということが著作権料の徴収対象となる理由となっています。

music school

でも、生徒に向けて「教えること」って、果たして「演じること」と言えるでしょうか?

僕はウクレレ教室で生徒さんに教えるとき、「感覚的に演じている」というより「論理的に説明している」という感じしか覚えません。

例えば、実際に教えるとき。

  • 前奏だけ何度も繰り返してコード進行を説明する
  • ワンフレーズだけ繰り返して、左手や右手の動きを説明する
  • フレーズをバラバラにして、1音1音説明する
  • テンポをかなり遅くして弾いてみる

こういうことをずっとやっています。

一曲丸々通すときの方が少ないくらいですよ。

そもそも、自分の演奏じゃなく、ずっと生徒さんの演奏に意識を向けてるし!

これ、とてもじゃないけど楽曲を演じているとは言えないでしょ!!


著作権料の徴収にブロガーとして思うこと

次に著作物を持つ側の立場から考えてみます。

音楽ではないですが、ブロガーは記事という著作物を持つ立派な著作者ですからね。

では、ブロガーとして僕が感じることです!

JASRACによる音楽教室からの著作権料の徴収をブロガーの場合に置き換えると?

blog

今回のJASRACによる音楽教室からの著作権料の徴収をブロガーの場合に置き換えるとどうなるでしょうか?

  • 音楽教室ブログスクール
  • 楽曲を上演ブログ記事を朗読
  • JASRAC記事の著作権管理団体

このように言い換えられますね。

つまり、

ブログスクールで、生徒にブログの書き方を教えるために誰かのブログの記事を朗読して説明した場合、記事の著作権管理団体が著作権料をブログスクールから徴収する。」

こんな状況が成立するってことになります。

ブロガー = 著作権者としてうれしいか?

notepc

もし、そうやって自分の記事をどこかのブログスクールの先生が朗読した場合に著作権料を徴収してもらって、ブロガー = 著作権者としてうれしいか?

僕は、ぜんっぜんうれしくないです!

逆に「いやいや、そんなんで徴収しようとしないでよ!」って気持ちになります。

だって、スクールで記事の具体例として取り上げてもらうことって、自分の記事を多くの人に知ってもらえるきっかけになりますからね!

徴収の可能性があることで教材として読まれるのが避けられるなんて、むしろ著作権者として機会の損失でしかありません!

優秀な後続の出現によるブログ界の盛り上がりという点でも、やはり教室での教材として著作物の利用を制限するメリットってほとんど感じられませんね。

まとめ

今回は、「ウクレレ講師 (楽曲という著作物を利用する側)」&「ブロガー (記事という著作物を持つ側)」という著作権をめぐる正反対の立場を持つ者として思うことをまとめてみました。

  1. なぜ今までは徴収しなかったの?
  2. なぜ個人運営の音楽教室は免除なの?
  3. 「教えること」は「演じること」か?

ウクレレ講師=著作物を利用する側としてはこんな3つの疑問を感じます。

そして、ブロガー=著作物を持つ側としては、言いたいことはたった一つ。

もし、どこかのブログスクールでのレッスンにおける自分の記事の朗読から著作権料を徴収してもらっても、全然うれしくないよ。むしろ、そこから徴収なんてしないで!

これだけです。

今回の件に関して、エヴァンゲリオンの『残酷な天使のテーゼ』で有名な作詞家の及川眠子さんはこうおっしゃっています。

どんな制度にしていくにせよ、JASRACさんには必ず「著作権者を保護する」と「音楽文化の普及を保護する」という観点からの判断をしてほしいと願います。

レコード産業の縮小によって売り上げが減少するなら、団体の規模もそれに伴って縮小するのが自然でしょう。

では、今回はこんなところで。

最後までお読みいただき、ありがとうございます。「まいうま」のダンナの方、サッシがお送りしました♪

それではまた!

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