「今日はせっかくお昼ごはん作ってもらったのに、テーブルに集まらないで勝手に作ってごめんなさい。」
夕食の時に、家族全員に向かって次女がおもむろに話してきました。
みなさん、子どもの食事のわがままにはどう接していますか?
今回は、食事の粗末へのしつけのお話です。
謎のランチボイコット事件
先日のランチタイムでのことです。
事の発端
この日は長女がランチ担当で、炒め物を作ってくれました。自他ともに認める料理がニガテな長女ですが、一生懸命タマゴとチーズを駆使してご飯に合いそうなおかずに仕上げてくれました。
まぁお世辞にも見た目が美しいとは言えないのですがw、ニコニコとうれしそうに「ここはこんなふうにしてね、そんでここは…」と料理の説明をしてくれる長女のごはんが、僕にはたまらなくおいしそうに感じられました。

さて、いただきましょうとテーブルに集まると、次女の姿が見当たりません。「お~い食べるぞ~」と声をかけても、「いらない」のひとこと。顔も見せずに、ふてくされています。(なぜか洗面所の脇の洗濯機を抱きしめながらw)
せっかく長女が作ってくれたアツアツの料理。「なんだアイツ」とみんな思いつつ、次女抜きでいただくことにしました。
タマゴチーズ野菜炒め?をご飯に乗っけてパクパクいただき、「あ~おいしかったね。」とテーブルで一息つき、汗だくな三歳の三女をシャワーしようね~としたその時。
キッチンから音がしてきました。
ジューーージューーーー
ガスコンロの方に目をやると、次女がフライパンでウィンナーを炒め始めていました。
次女へ伝えたこと
おいおい、何やってんだよ。
さすがに声を掛けないわけにはいきません。
「おい、お前さっき『いらない』って言ったよな?・・・もう作り始めてしまったから仕方ないが、何様のつもりだ。人に作ってもらったものを断っておきながら。食べ物を粗末にするな。それはわがままなことでしかない。二度とするな。すごく残念だし、今年一番腹が立つよ。」
それだけしっかり伝えて、僕は三女をシャワーしてお昼寝に向かいました。
食事の粗末は言語道断
みなさん、食事に関するしつけはどうなさっていますか?
整理してみると、今回の件での問題点は3つ。
- 作ってもらった食事を拒否
- 拒否しておきながら、自分で自分専用に作る
- 食事の時間=家族が顔を合わせられる時間に集まらない
今回の次女のランチボイコット事件。どうも話を聞いてみると、「だったら食べるな」というセリフが原因らしいです。
料理好きな次女が、料理がニガテな長女のクッキング中に、長女のやり方になんだかんだイチャモン付けていたようです。それを長女が母親に相談したところ、「だったら食べるなって言ってやればいいんだよ」のようなことをチラッと言い、それを長女が次女に言った。みたいな感じなようです。
あほくさw

まぁ子どもなりに言い分があるにせよ、大事なことは「食事を粗末にするのは言語道断」ということです。
せっかく人様に作ってもらったご飯をありがたく頂かないこと。その上、頂かないばかりか勝手に自分で自分のためだけに料理=食材やエネルギーを浪費すること。そもそも、家族が顔を合わせられる貴重な時間を大切にしないこと。
赤ちゃんなら仕方がないけれど、小学校高学年ならば「わがままなことだ」と理解できて当然。理解して、それを守ろうとしていくのが成長です。
親としては、
「だって『食べるな』って言われたんだもん・・・」?アホか!お前のわがままを人のせいにすんな!!
ってスタンスがいいと思います。
まとめ
食事のしつけ。
子どもに厳しくしつけていて、そもそも自分も厳しくしつけられた方って少なくないんじゃないでしょうか?
「ちょっと厳しくしすぎかな・・・?」なんて迷われることもあるかもしれません。でも、ぜひとも厳しく接し続けてやってください!
ぜっっっっっっったい、本人のためになると思います!僕自身、食事に関するマナー・心構えで救われた経験が多々あるので、ムスメたちにも強くオススメします!!
今回のランチボイコット事件、夕方になって次女は自分から素直に謝ってきました。その様子は「叱られたから謝る」ではなく、「わがままだったと思うから謝る」という感じでした。そういう気持ちから謝れるようになっていることに、次女の成長を感じました。
食事のしつけにはとにかく厳しくし続けること。「食事の粗末に例外なし」。僕はこれに大賛成です!!
食べ物は感謝の気持ちの芽生えの基本ですから、ぜひ自信持って愛情持って厳しくしつけていきましょうね。
大失恋してきた時とかは、どうしようかな~。ん~悩みますね。まぁ、僕は多分変わらず厳しくするかな。鬼と呼んでくださいw
コメントを残す