こんにちは!複業ワーカーなサッシ(@3104nkmr)です。
「複業のトリセツ」を出版した染谷昌利さんのイベントに参加してきました!
▲会場は神田でした
僕は「理念と熱量があればお金は引っ張ってこられる」という言葉がもっとも印象に残りましたよ。今回は「複業を考える人の交流会」感想レビューをお届けします。
イベント概要:「複業を考える人の交流会」って?
まず、イベント概要をかんたんに紹介しておきますね。
「複業を考える人の交流会」は文字通り、「これから複業・副業をしたいと思っている人に向けて、今の日本の労働環境やこれからの働き方のヒントを提供するイベント」です。
▲会場はビルの7階のイベントスペース
▲15人くらいが参加しましたよ
はじめは染谷さんのこんな言葉でスタートしました。
口角上げていきましょう(笑)
そう。残念ながら確実に日本経済は下降し続けているんです・・・
景気低迷を実感できる以下のような身近な具体例が紹介されましたが、「あ、たしかに」ってなりませんか?
- コンビニのおにぎり小さくなった
- ポテチの量が減った
- ホテル代が高くなった
こんな「確実に日本経済は低迷している」という事実を改めて実感してどんよりした気分になりつつ、後半は「よし、がんばろう」ってメッセージをみんなで共有する感じのイベントです。(マジで染谷さんがそんな感じで紹介してくださいましたw)
コンテンツは以下の10章で構成されていましたよ。
- 技術的失業はいつの時代にも起きている
- 副業を取り巻く環境の変化
- 縮小していく日本経済
- 二極化する日本の未来
- 自分に合った副業のタイプは何かを知ろう
- お金を得ることだけが副業ではない
- 情報発信力はこれからの時代を生き抜くための必須スキル
- うまい話に気をつけろ
- 継続こそが成功の近道
- 一億総複業時代に向けて
今回は「交流会」と名前は付いていますが、染谷さんのお話を聞くのが9割、参加者でフリートークが1割という感じでした。
「複業を考える人の交流会」で特に印象に残った3つのこと
では、ここからは感想レビューです。
僕が実際に「複業を考える人の交流会」に参加して特に印象に残った3つのことを紹介しますね。
イノベーションがやってくるのは「突然」。だから、取りえる対策は「準備」
まず、「イノベーションがやってくるのは『突然』。だから、取りえる対策は『準備』」ということです。
昔懐かしのヒットソング「ラブストーリーは突然に」ではないですが、イノベーションが訪れるのも突然なんですね。
この場合のイノベーションは、かんたんに言い換えれば「以前からの職業が無くなるとき」です。

なんとなく、イノベーションってじわじわとやってくるイメージがありませんか?
たしかに予兆はあるはずですが、実際にはほとんどの人には「突然」やってくるものと思っておいたほうが良さそうです。
例えば昔々なら「氷売り」であったり、一昔前なら「カーナビ」なんかですね。
氷売りは「工場・機械」が、カーナビは「スマホ」が登場した瞬間にあっという間に消滅のルートをたどりました。
それを踏まえて。「特に新しいものはとりあえずつまんでおいた方がいいな」としみじみ感じます。
例えば今なら「遊びでお出かけ先をユーチューブにあげてみる」とか、「スマートスピーカーを買ってみる」とか。
流行・新技術に少し触れているだけで、全く知らないよりは予想できる幅はグッと広がるんじゃないでしょうか。
理念と熱量があればお金は引っ張ってこられる
2つ目は「理念と熱量があればお金は引っ張ってこられる」ということです。
染谷さんが分かりやすく例を挙げてくれたのが「マネーの虎」。
81年生まれのの僕くらいまでの年齢より上なら知っているであろう、昔の人気テレビ番組ですね。なにかにチャレンジする資金が欲しい人が、番組内で投資家たちに向かってプレゼンするという内容です。
つまり「熱い想いで自分のやりたいことをぶつけると、心が動いた人が本当にお金を出してくれる」ということなんですよね。

今回のイベントで染谷さんが紹介してくれた「キャンプのプロデュースの人」の例も素敵です。
場所の確保から具材の調達まで最高のキャンプの用意を提供することで、手数料をいただくというモデルでした。例えば1人あたり手数料1,000円ならば、20人集めれば2万円になるわけですね。
大好きなキャンプを自分が誰かと楽しむと、それが仕事にもなるというナイスな例です。
このとき「手数料1,000円ちょうだいね」を口に出せるかも大切なポイントになります。自分の好きなことに「お金もらっちゃ悪いな」が強すぎる人は稼げないというのも改めて肝に命じたいなと思いました。
自由とは「自分で広げた知識・経験の範囲」
最後の3つ目は「自由とは、自分で広げた知識・経験の範囲」ということです。
イベントの終わりに、染谷さんが以下のようなことを言ってくれました。
僕の自由の定義はこうです。
そう言って、両手で示しながら教えてくれた定義が「範囲」の話です。
例えば、会社員しか経験していないと、その範囲内の発想がその人の取りうる自由。そこからフリーランスに転じると、以前までの範囲からもうちょっと「自由の幅」が広がる。
そして「あ〜やっぱ会社員もいいなぁ」と再びどこかに勤めると、もちろん「会社員」「フリーランス」どちらも知っている上での選択肢が取れるようになると。
そんな具合にちょっとずつ自分で「自由の幅」を広げていきたいですね。
さいごに
▲記念ショット!
ブロガー的に、他には以下のような内容も刺さりましたよ。
- (継続について)心からやるって決めてない人が続かない
- 情報を「取りに行く」人の方が収入が高い
- 情報発信でモノを売れる企業はものすごく少ない
- ブログは特に金銭面において失敗のリスクが少ない
今回のイベントのサブタイトルは「一億総複業時代に向けて、未来予測と準備の必要性」でした。
だれにも完璧な予測はできない以上、「準備」だけはちょいちょいと手広くやっておきたいですね。
とりあえず情報発信力をつけておきたい人は染谷さんのブログの本を読んておくのがおすすめですよ。