こんにちは!3人娘の子育て中のサッシです♪
絵本「バムとケロのそらのたび」は好きですか?

バムケロシリーズの中でも最もスケールの壮大なこの作品。
僕も何十回と娘たちと一緒に読み込んできた、我が家の殿堂入り絵本です!
細かい背景まで全部覚えるほど味わってきた中で感じる、「バムとケロのそらのたび」が思い出させてくれる3つの気持ち。
今回はそれを紹介します!
簡単なあらすじと作者の島田ゆかさんの紹介
まず、簡単なあらすじを紹介しますね。

とある月曜日。
バムとケロのもとに、とんでもない量の宅配便と一緒に手紙が届きます。
差し出し人は、バムのおじいちゃん。
「おじいちゃんはもうすぐ誕生日を迎えるので、ぜひケロちゃんと一緒に遊びにおいで」
バムとケロはさっそく飛行機を作り、おじいちゃんの家めざして空の旅に出かけます!
大空に飛び出したバムとケロを待っているのは・・・!?
バムケロシリーズ最大のスケールでお届けする大冒険です♪
作者は 島田ゆか さん。
バムケロシリーズに加えて、「うちにかえったガラゴ」等のガラゴシリーズでも有名な超人気作家さん!

本作は「バムとケロの日曜日」に続く、バムケロシリーズ第二弾です。

初版は 文渓堂 から1955年に出ていますね。
ちなみにうちにあるのは2013年の第58刷!
わお~大人気!!
絵本「バムとケロのそらのたび」が思い出させてくれる3つの気持ち
では、参りましょう。
絵本「バムとケロのそらのたび」が思い出させてくれる3つの気持ちです!
1.丁寧なモノづくり
まず一つ目は、「丁寧なモノづくり」です。
おじいちゃんに招かれたバムとケロは、なんと自分たちで飛行機を組み立てて旅に出るんです!
誰かに乗せてってもらうでもなく、飛行機のチケットを買うのでもなく。
何日もかけてちょっとずつ作り上げていくんです!

大人も子どもも、ポンっと既製品を買ってしまえることに慣れてしまっている私たち。
少しずつ組み立てたり、色を塗ったり。
試行錯誤して手ごたえを感じながら完成していく丁寧なモノづくりのよろこびを、バムとケロが思い出させてくれます♪
2.失敗する冒険
二つ目は、「失敗する冒険」です。
お手製飛行機で大空に飛び出したバムとケロ。
おじいちゃんが行き方を書いてくれた手紙に従って進みますが、何度も失敗します!
というか、ほぼ全部失敗してますw

なんだか最近の子って、最初から「失敗しないように」遊ぶ傾向が強いな~と感じます。
うちの娘たちの友達や、うちの保育所の子たちの様子を見聞きしていてヒシヒシと。
でもね、上手くやろうなんて大人になってからで十分!
小さいうちはアホみたいにチャレンジしてほしいんです!!
「失敗するから冒険は面白い」
「失敗しても大丈夫。なんとかなる。」
バムとケロの旅は、そんな気持ちを思い出させてくれます♪
まぁ、ちょっと今作のバムは不注意すぎるんですがw
3.離れた家族のお祝い
最後は、「離れた家族のお祝い」です。
バムとケロの家からはずいぶん離れたところで、おじいちゃんはおばあちゃんと暮らしています。
招待があったからとはいえ、わざわざ手間暇かけてお祝いしに行く気持ち。
改めて家族をお祝いできるありがたさを思い出させてくれます。

いくら家族でも、離れて暮らしていると日々の忙しさを言い訳についお祝いを忘れてしまったりしますよね。
ええ、僕のことですw
大冒険しながらおじいちゃんに会いに行くバムとケロの姿を見ていると、自分の家族の誕生日をお祝いするのが待ち遠しくなってきますよ♪
僕は自分がおじいちゃんになったら、積極的に孫に自分の誕生日をアピールしていこうと誓いましたw
親子でバムケロと心温まるそらのたびへ出かけよう♪
バムケロシリーズ最大の冒険ながらも、怖いシーンも無く安心して楽しめる空の旅が魅力な「バムとケロのそらのたび」。
- 丁寧なモノづくり
- 失敗する冒険
- 離れた家族のお祝い
娘たちと何十回も読んできた中で、こんな3つの気持ちを思い出させてくれると僕は感じます。
今作への伏線がたっっっぷり張られたシリーズ第一作の「バムとケロの日曜日」も超オススメ!
第一作・第二作どちらからでも問題なく楽しめるので、ぜひ両方読んでみてください♪
では、今回はこんなところで。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。「まいうま」のダンナの方、サッシがお送りしました。
それではまた!