「図工じゃなくていじめの話をしたよ」:子どもの自立と当事者意識

梅雨入りどころか、暑がりな僕としてはもう真夏入りな久米島です。

どうも、サッシーです。

毎日が生まれたてをお読みいただき、ありがとうございます。

今回は、子どもに当事者意識を促す習慣の話です。

図工の時間が、いじめを考える時間に

我が家ではいつも夕ごはんの時、長女&次女とその日の学校の話を必ずするようにしています。

昨日は、朝に小学五年生の次女が「いま図工で家族がテーマで絵を描いてるんだ〜。最初間違えて跳び箱飛んでる絵を描いちゃったから、無理やり周りに家族を描いてるとこwお父さんは跳び箱の足あたりね。」とかなんとか言いながら、「今日も図工が楽しみ〜♪」と言っていました。

だから、「◯◯、今日の図工はどうだった?」と夕ごはんの時に聞くと、

「ううん、今日は無かった。」とポツリ。

無かった理由を聞くと、

「今日は図工やらないで、先生がいじめの話をしてくれたんだ。」と教えてくれました。

事の発端は給食の時間。

給食の準備をしていると、次女の担任の先生の今までにない叫び声が教室に響き渡ったそうです。

次女が振り返った時には、もう数名の男子に怒り心頭な先生の姿がそこにあったので、次女も詳細はよく分からなかったのですが、どうも数名の男子が一人の男子をからかっていたようです。

給食が終わって五時間目、その件をめぐって急遽図工の時間を取りやめて、先生がいじめに関するご自身の苦い経験を静かに話してくれたそうです。

それは、先生が以前赴任していた学校で、担任なのにいじめに気がつけなかったことでした。

何の問題もないクラスと思っていたある日、放課後にひとり泣いている子が「バイキン」と呼ばれていると教えてくれたこと。

トイレからずぶ濡れで戻ってきた子が、「大丈夫です。いつものことだから。」と言った時の顔。

今の次女のクラスの誰かを責めるわけではなく、先生ご自身の胸の内を淡々と力強く話してくださったようです。

先生の真摯な気持ちは確実に次女のクラスに伝わったようでした。

からかっていた男子の一人は、からかわれていた子のランドセルをロッカーから取ってきてあげて、「今日はごめんな。」と言いながら帰りの補習が終わるまでずっと一緒に待っていたと、次女が教えてくれました。

「おまえは何ができる?」という問いかけを

次女の話が終わると、僕は聞きました。

「そうか。◯◯は、どう思う?」と。

すると、箸を持ったまま「う〜ん」としばらく考えてから、

「…………………男子が調子乗りすぎかな。」と。

うん、五年生の答えとしては、これで十分です。思いを巡らすこと自体に意義があるので。

続けてもうひとつ聞きます。

「じゃあ、◯◯は何ができるかな?」

ぱくっと口に入れたごはんをもぐもぐしながら、また「う〜ん」としばらく考えて、

「ん〜、気がついたら注意する。」

OK。この答えで十分だと思います。

うちの次女、こういうとこ信頼できるやつなんです。

実際、去年うちの次女が委員長をしていた頃、クラスでもめごとが起こると「委員長〜◯◯と◯◯がケンカしてる!」とクラスのみんなによく呼ばれ、なんとうちの次女、男子と男子のケンカでも間に「やめろおおおお!」って飛び込んでいってましたw

いや、ほんと感心です。うちの次女、背もクラスで一番ちっちゃいのに。

まあ、うちの中での長女と次女の姉妹ゲンカは日々絶えず、「醜い」のひとことに尽きるゲスの極みなんですが…。

当事者意識を大切に

親や先輩・上司が下の世代に向かって大切にしたいことのひとつが、当事者意識を喚起することです。

そのために、本人が直接加害者/被害者じゃないことでも、「自分ならどうか?」「自分には何ができるか?」という問いかけを習慣にすることは、本人の自立に大きな力になってくれます。

そのために、些細な話題でも共有できる家族・仲間であるよう努めたいですね。

我が家では、朝7:00〜7:15と夕方17:50〜18:20は必ず家族で食卓を囲む約束にしています。

忙しくてもっと短くなってしまうこともありますが、たとえ5分でも10分でもみんなで顔を合わせることを大事にしています。

あれしてこれしてあれしてね、っていう娘の話が「長っげえなあ…」と思うことも多々ありますが、話してくれる気持ちに感謝してありがたく耳を傾けましょうね。

まあしばしば「あーお好み焼きうめえ。あ、二枚目はラー油かけよっかな〜。」とか思いながらうんうん頷いてるんですがw

それでは。

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