戦時の日常の暮らしを知る。子どもと一緒に観たい映画『この世界の片隅に』のオススメポイント6✨

この世界の片隅に

こんにちは。映画大好きかよちゃんです😊

先日東京帰省の際、中1と小5の娘たちを連れて「島ではできないことをしよう!」ということで、映画鑑賞に行ってきました。

ひょんなことから観た映画『この世界の片隅に』がとても素晴らしかったので、シェアしたいと思います♪

中1、小5、大人が楽しい映画とは?

さて映画に行くと決め、中1と小5、そして大人である私、全員が楽しめる映画は・・・?と映画探しです。

私もまたとない機会なので、ただ二人に付き合うだけの映画はイヤ。

ってことでかなり真剣です!

三人が面白い映画で、なおかつ今日タイミングよく上映している映画をpcであれこれ探していたら、私の父親がポツリ。

「なんとかの片隅に、が面白いってよ」

「なんとかの片隅?」

『この世界の片隅に』だった(笑)

父親は大層映画好きな人なので、彼のオススメは説得力があります。

早速調べてみると・・・

「え、アニメ?」

「そうアニメ。アニメだから僕は観ないけど。」

って観てないんかい。

と突っ込みつつ話を聞けば、元教師の父親の教え子さんで映画監督さんがいて、その人が面白いと勧めていたそうな。

なるほどね。

じゃあ今回はこの映画に決まり!

『この世界の片隅に』はどんな映画?

というわけで観に行きました!

『この世界の片隅に』

ざっとどんな映画なのかお話ししましょう。あ、ネタバレはありませんのでご安心を♪

あらすじ

18歳のすずさんに、突然縁談がもちあがる。
良いも悪いも決められないまま話は進み、1944(昭和19)年2月、すずさんは呉へとお嫁にやって来る。
見知らぬ土地で、海軍勤務の文官・北條周作の妻となったすずさんの日々が始まった。
配給物資がだんだん減っていく中でも、すずさんは工夫を凝らして食卓をにぎわせ、衣服を作り直し、時には好きな絵を描き、毎日のくらしを積み重ねていく。

1945(昭和20)年3月。呉は、空を埋め尽くすほどの数の艦載機による空襲にさらされ、すずさんが大切にしていたものが失われていく。それでも毎日は続く。
そして、昭和20年の夏がやってくる――。

『この世界の片隅に』公式サイトより

舞台は太平洋戦争真っ只中の広島、呉(くれ)。

突然見知らぬ人(と思っている)から見初められ持ち上がった縁談から、その呉へお嫁に行く“すず”という女の子が主人公です。

この世界の片隅に、主人公すず

すずさんはのんびり屋でおっとりした性格。そのゆったりした動きや方言いっぱいの言葉がまず可愛らしい。

そして絵が好き。いつも絵を描いていて鉛筆がどんどん小さくなっていきます。同じく絵を描くことが好きな次女が「この映画観たい!」と叫んだ要因でもあります。

このすずさんの声をあの一世を風靡した連続ドラマ『あまちゃん』の“のん”さん(元:能年玲奈さん)がやっているのですが、まあぴったり。

この世界の片隅に、主人公すず役、のん

のんさんの独特なゆったりほんわかした雰囲気とすずさんがかなりマッチしていて、まさに適役。そのまんま!って感じです(笑)

オススメポイント

では次に”子どもと一緒に観る”という視点からのこの映画のオススメポイントです。

①シビアな現実は描かれているけれど残酷だったりグロテスクな表現は一切無い

この世界の片隅に、すず泣くシーン

まずもって”戦争”という重いテーマを扱ったものを子どもと観る場合、とても気を使うのは”残虐で残酷なシーンが有るか無いか?”という点です。

子どもが”生の映像で観る”ということに親は注意を払う必要があります。

先日の中身があんこのアイツが原因だった”4歳児の夜泣き”記事でもありましたが、幼少期への怖い映像の影響力は、頭で理解出来る大人が思うよりはるかに大きいものです。

中1の長女はもう少しは免疫が付き始めているかとは思いますが、少なくとも次女は未だに残虐なシーンはまともに見ることができません。そして少しでも怖いものを見ると数日は夢の中で悪夢を見たり、現実で一人でトイレやお風呂に入れなくなったり、などの支障が出ます。

”戦争の悲惨さをきちんと伝えるためには必要”との考えもあるとは思いますが、それは決して残酷なシーンをリアルに見せなければならないわけではないと私は思います。

②戦争下にある日常の暮らしが丁寧に描かれていて、当時のリアルな生活の様を知ることができる

この世界の片隅に、料理風景

戦争に参加した側でなく、それを見送り、その中で日々の暮らしを続けていく人たちの姿。これはなかなか知る機会は無いです。

戦争中とはいえ、ずっと悲観的にさめざめと生きるわけではなく(時にそういう場面もありますが)、その中でも楽しみを見つけ、時にはころころと笑いあい、時には防空警報にうんざりし、時には配給の少なさにぼやき、人々は毎日を淡々と生きている。

そうか・・・そりゃそうだよね。

自分がまさに同じ立場に置かれても、きっと今と同じように子育てと家事と仕事をこなし、その中で生きる楽しみを探し、見つけ、生きるだろうと思います。

③ほんわかした日常と戦争の攻撃による激しさのギャップから戦争について深く考えさせられる

この世界の片隅に、広島・呉

そんな日々を健気に必死で生きている人たちに、じわじわと”あの日”が迫ってきます。

広島・原爆投下の日です。

映画を観るこちら側は、その日に何が起こるか、何が迫ってきているか”分かって”観ています。

もちろん、学校の歴史の授業で学んだ子ども達も。

それは決してアニメだからといって、のほほんとした気質の主人公だからといって、伝わらないものではない、はっきりとした”戦争の怖さ”を観るものに感じさせます。

それはポイント③にあるように、ゆったりした雰囲気の中だからこそ、その怖さがくっきりと描かれて、「はっ」とさせられるものでした。

子どもには豊かな想像力があるので、オススメポイントの②や③からも、そして後から出てくる⑤からも、子どもは戦争がいかに残酷で悲惨なものであるかを充分汲み取ることができると思います。

④ドロドロした人間関係が無く、みんなそれぞれ個性や個々を受け入れる自立した高い精神性を持っている

⑤何より主人公含む登場人物たちの、現実を受け入れ、淡々と、まっすぐにひたむきに生きる姿に心を打たれる

この世界の片隅に、白鷺のシーン

とってもオススメしたいのがポイント④、⑤の”登場人物の人間関係やその人柄の素晴らしさ”です。

もちろん、嫁と小姑の嫁いびりっぽいやりとりとかあるんですけどねー

でも全然健全。

とにかく皆さん大人です(笑)

相手の性格をただそのまま個性として認めて受け入れ、自分は自分として生きる。

すずはおっとりのんびり屋ゆえに、「遅い」と言われたり、人が当たり前にできることもすんなりできなかったりしますが、そんな自分を責め立てるわけでもなく、ただ一生懸命コツコツと努力して自分なりのペースでその時に自分のできることをやっていきます。

そんなすずを周りの人たちは時にはドジして怒ったり呆れたり、笑ったりしながらも、あたたかく迎え入れ、家族や、同じ地域に住む住民としてみんなで支え合っていきます。

これは同じ時代を生きる、過酷な戦争という同じ運命を背負った者同士の支え合い、なのかもしれません。

けれど、その真摯なお互いを尊重し合う人間関係は見ていてとても気持ちがいいものです。

そして大変な状況の中でも現実を見て、前を向き、楽しみやしあわせを見つけながら生きる姿からも、また違う現代を生きる私たちが学べることは山ほどあると思います。

⑥すずさんが可愛い♡

そして最後に・・・♡

この世界の片隅に、看板と主役ののん

もーうもーう

もう♡

とにかくこのすずさんの可愛らしさと言ったら・・・♡

のんちゃん、よくやった!って感じです。面識もありませんが(笑)

普段の仕草や言葉、やりとりなども可愛いのですが、ちょっとドジった時の「あちゃー」って言葉と表情。

・・・やられました(笑)

この表情の可愛らしさはアニメの絵だからこそ表現できたんじゃないかなー

ぜひ映画でこのすずさん独特の可愛さに触れてみてください。

たまらんです。

原作も読んでみたい

今回この記事を書くにあたり、調べてみたところ、原作があるんですね。

上・中・下と3冊あるようです。

原作にあるたくさんの内容を2時間に凝縮して詰め込んだためか、物語の展開スピードが結構早かったので、娘たちは「もう一度観たい」としきりと言っていました。

映画は島で観れる環境になった際にもう一度観るとして、それとは別に原作を読むのもひとつの方法だなーと思いました。

あのすずさんの可愛い「あちゃー」にまた会えるわけですね♪

まとめ

いかがでしたか

冬休み・お正月が明けてすっかり日常に戻った今ですが、あえて少し時間を作って子どもと『この世界の片隅に』を観に行ってみるのはどうでしょう。

毎日の生活を整えるこのタイミングにこそ、日常の暮らしを当たり前に送れる素晴らしさを親子で感じてみるのもいいと思います。

この世界の片隅に、井戸

普通の毎日が在るしあわせを、改めて振り返ることができる、そんなひとときが得られたら幸いです。

ではでは、映画大好き♡かよちゃんでした😊

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