kj法の目的とは?ワークショップでの使用上の注意点

kj-method

こんにちは!聞き上手でありたい、サッシです。

kj法ってやったことありますか?

会議とかセミナーとかワークショップとかでよく行われるアレです。カードを並べて意見をまとめていくようなやつ。

先日、kj法をベースにした町づくりのワークショップに参加してきました。ん~kj法ほんと久しぶり!

そのワークショップ自体は楽しくワイワイと無事に終わったのですが、あらためて、

「あ~やっぱワークショップでkj法って効力を発揮するの難しいなー」

と感じましたので、注意点を紹介します。

kj法自体はすばらしい発想法なので、ぜひ使用上の注意点に気を付けて効果抜群なワークショップにしてみてください!


kj法の目的

kj法とは?

そもそも、kj法ってどんなものか知っていますか?

大ざっぱに言えば、カードを使って4つのステップで問題解決につなげていこうというやり方です。

  • step.1>>>カードをたくさん作成して机に広げる。(※1枚のカードには1つのデータ・要素だけ書く。)
  • step.2>>>カードを類似点に注目してグループにまとめていき、各グループに見出しをつける。
  • step.3>>>グループ同士を線でつなぎ、因果関係や対比などを「見える化」する。
  • step.4>>>必要に応じて、文章化する。

だいたいこんな感じです。

post-it

ビジュアル化できればokということで、step.4は省略することもありますね。

kj法の目的とは?

では、そんなkj法の目的は何なのでしょうか?

それは、ずばりそれまで気が付かなかった問題を発見することです!

カードの「分類」に終始してしまう場合がすごく多いんですが、そうじゃないんです!

むしろ一見バラバラな無関係なものから意外な共通点を見つけ出すという、ものすんごいクリエイティブな営みなんです!

kj法の例

分かりやすく、ちょっと具体例を挙げてみましょう。

例えば、「マンネリな夫婦がどうしたらよいか?」をテーマにしてみます。

fatigue

まず、step.1として関連するワードをずらーっと出してみます。

「結婚」「離婚」「将来」「10年間毎日一緒」「ケンカ」「仕事」「お酒」

こんな7つのワードが出たとします。

次に、step.2としてグループ分けして見出しを付けていくのですが…ここが難しい!

例えば、

  • 「仕事」「ケンカ」「10年間毎日一緒」・・・『疲れる』
  • 「将来」「お酒」・・・『不安』
  • 「結婚」「離婚」・・・『契約』

なんて分けたら?

大失敗なんです!
単語の表面上の意味・イメージのまんま分類してるだけなんです、それじゃ。

そうではなくて、それらのワードの向こうの状況・人物(=ペルソナ)を感じ取り、共通点を拾い上げます

例えば、

  • 「結婚」「10年間毎日一緒」「将来」・・・『大切にしたいこと』
  • 「仕事」「お酒」・・・『変えられること』
  • 「ケンカ」「離婚」・・・『避けたいこと』

のような感じです。

このテーマの場合、これらの『避けたいこと』を避けるために、『変えられること』を変えて、『大切にしたいこと』をずっと守り続けていこう、というのが自分たちでも気が付かなったベストアンサーだと分かります。(これがstep3&4です。)

原因はマンネリじゃなくて、実は仕事やお酒の習慣によるコミュニケーション不足だったっていうことが見えてきますね。

こんな具合に、それまで認識できなかったものを客観的に見つめ直して引っ張り出す

これが、kj法の目的なんです!


ワークショップでの使用上の注意点

では、何人かで集まって行うワークショップでkj法をやる場合、どんな点に注意したらいいでしょうか。

workshop

それは、そのワークの目的が「意識の共有」なのか「問題の発見」なのかを事前にハッキリさせておくことです!

さきほどお伝えしたように、kj法の本質的な目的は「問題の発見」です。

でも、kj法を行う過程を通じて参加者の「意識の共有」を図るという目的も、ばっちり効果的です!

例えば、町づくりのワークショップならば、「この町の問題に対しては、こういう考えがあるので、こういう優先順位をつけていきましょうね!」という具合です。

僕が先日参加したワークショップはまさにこのタイプ。事前に配られた資料に「市⺠が、⾃⾝の地元の将来について真剣に考えるきっかけとなる」って主旨がばっちり書いてありますからね。

ぜんぜん問題無いです。

kj-method

でも、ワークショップで「問題の発見」をしようという目的の場合

これはかなり心して掛かる必要があります!

先ほどのマンネリな夫婦の例での分類の失敗のように、ただ表面的に分類するだけになってしまう可能性がめちゃくちゃ高いです!

あくまで深い観察と洞察によって潜在的な共通点を発見するのが目的ですからね。

だから、

kj法の本質を理解していて、それができる経験・能力のある人だけが参加する

前もって真剣に考えまくって準備してくる人だけが参加する

といういずれかの場合に限定するのがいいと思います!

熱意があるならok!!

kj法やるなら、目的をしっかり意識して効果的に!

アイデアの発想法としてもすごく有効なので、個人でノート広げてやるのも楽しいですよ♪

グループでやる場合は、みんなでワイワイと同じ思考プロセスを体験するのが目的なら、楽しんでやればok!

でも、本質的な問題を「見える化」したいなら、事前にメンバー全員が本気で目的を共有したほうが良さそうです。

kj法自体はすばらしい思考法なので、ぜひ効果的に活用して有意義なワークショップにしていきたいですね!

では、今回はこんなところで。

最後までお読みいただき、ありがとうございます。「まいうま」のダンナの方、サッシがお送りしました。

それではまた!

 

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